登録者数1200万人超の人気YouTuber・HIKAKIN（ヒカキン／34）が3日、自身のYouTubeチャンネルを更新。1日に発生した「令和6年能登半島地震」による被災地支援のため、1000万円を募金したことを明かした。募金は“ネット募金”の方法を取り、動画内で画面を映しながらその場で実施。“今できること”の1つが募金であることを説明し、「よければ私HIKAKINと一緒に募金をしませんか？」と呼びかけた。

　HIKAKINは1日の動画で、30代の一般女性との結婚を発表。「報告動画を公開して一安心してお正月をゆっくり過ごそうと思っていたんですが、同日1月1日の夕方に今回の地震が発生し、いてもたってもいられず少しでもこのHikakinTVというチャンネルの影響力を使って何かできないのかと考えこの動画を急遽撮影しています」と話した。

　自身の出身地である新潟県・妙高市・上越市も地震の影響を受けたといい「僕の母親が住んでいる地元も今回震度5強の揺れを観測しました」「おかげさまで実家の母親とは連絡がついています。とくにケガなどはなかったんですが、家の中のもの、家具などがもうすべて倒れてしまってと連絡が来ました」と報告。そして、「今回の地震で犠牲となられた方々に深く哀悼の意を表するとともに、すべての被災者のみなさまに心からお見舞い申し上げます。1日でも早く平穏な暮らしが戻ってくることを祈っています」と願いを込めた。

　つらい状況が続くなかでも「今、僕らができることが3つあると思っていまして」と話し、「1つ目が、募金」「2つ目が、フェイクニュースを拡散しないこと」「3つ目が、被災者に言葉をかけてあげること」と考えを表明。

　動画内では、募金での支援を検討している人に向けて「本当にたくさんの募金先があると思うんですが、こんな時に募金詐欺などというワードもちょっと目にするので、本当に信頼できる募金先かどうかをしっかり調べたうえでの募金をおすすめします」と注意喚起し、「1円でも多く募金が集まることを祈ってます」と思いを語った。なお、この動画での収益化は行っていない。

　これに対し、コメント欄には「毎度思うけど、自身の影響力をこういう方向に全力で活用してるの本当に尊敬する」「常に自分のことだけじゃなくて周りのことも考えて行動してるのすごいな」「自分の為だけではなく積極的に人のためにお金をつかえるのは本当に凄いことだと思う」「結婚発表後にこういうことになるのは不本意だと思うけど、すぐにこうやって動けるのは流石だと思うし本当に尊敬する」など、さまざまな声が寄せられている。

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