明石家さんまと木村拓哉によるフジテレビ系正月恒例の特番『さんタク』が、1月1日午後3時から放送。木村が、昨年来の事務所騒動について初めて言及した。

　冒頭、2人で立った状態でトーク。さんまが「どうしても聞かざるを得ない」と切り出すと、木村は「僕も、自分の声で言葉で言える場所がなかったんです。だから、むしろこういう場所があってくれてすごく助かった」と打ち明けた。その後、2人でソファに座ってトーク。木村は、さんまに相談をしていたようで「『ちょっと凹みがちなんですけど、バックレずにやってみます』って（連絡したら）一言『バックレ禁止』って返ってきた」と回顧。

　続けて「被害者の方たちがいらっしゃる話なので、スタッフの方たちもそうですけど、ファンの人たちに対してもすごく心配をかけたなっていうのは、申し訳なかったなというのが非常にあります。落ち込むっていうか…なんて言うんですかね。コロナというのもあったので、すごくみんな我慢していたし、踏ん張っていたし、なにかに立ち向かっていたじゃないですか？だから、ライブが終わる瞬間に（ファンに）『どんなつらいことがあっても苦しいことがあっても、腐るなよ』って言ったんですよ。それが自分に返ってきたというか。ライブに来てくれていた人から言葉がきて、言った本人が腐りかけていたって」と明かした。

　一方、さんまは木村への声かけを悩んでいたようだが「励ますのもおかしいし、とにかくそばに僕がいるよっていうことだけ伝えたい。どうしようもないから、LINEで送ったけど『最低、家族とオレだけは味方やから』って言うて、泣いたやろ？」とコメント。木村は「立ち上がったのは覚えています」と返していた。