「アホの坂田」の愛称で親しまれたコメディアン・坂田利夫さんが12月29日、に老衰のため大阪市内で亡くなった。30日夜、吉本興業が公表。82歳だった。同社は31日、特に親交が深かった西川きよし(77)、最期を看取った間寛平(74)の公式コメントを発表した。
坂田さんは1964年にデビュー、67年に前田五郎さん(故人)と漫才コンビ「コメディNo.1」を結成し、数々の賞を受賞。若手のころから、西川きよし・ヘレン夫妻と仲が良く、西川家に居候して3人で若い時代を切磋琢磨した。「あっちこっち丁稚」(朝日放送)で共演した後輩の寛平とは54年間の親交があり、先日は82歳の誕生日を寛平夫妻が祝い、大変喜んでいたという。最期も親族と寛平夫妻に見守られながら息を引き取った。
きよしは「58年の二人の友情は一言では言い尽くせません。坂田ありがとう。ゆっくり休んでください」と呼びかけた。寛平は「坂田兄やんは『アホの坂田』と言われていますが、僕にとっては大師匠という存在です。今の時代にアホの道を極めることができるような芸人はいないし、二度とあそこまでの芸人は出てこないと思います」とたたえた。
坂田さんの代表的なギャグは、「あ〜りが〜とさ〜ん」や「あんたバカね、オホホ〜」などで、記憶に残るものが多数。舞台に出るとき、「アホな顔していってくるわな」と話し、1972年に発売し大ヒットしたレコード「アホの坂田」に合わせて舞台に向かっていく姿はおなじみとなった。最期まで「アホ」な笑いを貫いた。
■西川きよし コメント全文
四畳半のアパートで川の字になって寝ていたあの頃から、ヘレンと一緒に家族のように楽しく過ごした者同士、たくさんの思い出があります。
58年の二人の友情は一言では言い尽くせません。
坂田ありがとう。ゆっくり休んでください。
■間寛平 コメント全文
僕が吉本に入った時からずっと可愛がってもらいました。ずっと一緒だった時期も、坂田兄やんが支払ってくれたお金で一緒にホテル住まいをしていました。
こどもが生まれてからは娘も自分のこどものように凄く可愛がってくれました。舞台ではこどもにウケるととても喜んでいたのも覚えています。
坂田兄やんは「アホの坂田」と言われていますが、僕にとっては大師匠という存在です。今の時代にアホの道を極めることができるような芸人はいないし、二度とあそこまでの芸人は出てこないと思います。
坂田兄やんが舞台を少し休むようになってからは、自宅へも伺ったりと男同士なので寄り添いたい気持ちと恥ずかしさもありましたが、最期まで寄り添い見送ることができました。
根っからの芸人、お笑いが大好きな兄やんには、天国でもみんなを笑顔にしていると思います。
ご冥福をお祈り申し上げます
坂田さんは1964年にデビュー、67年に前田五郎さん(故人)と漫才コンビ「コメディNo.1」を結成し、数々の賞を受賞。若手のころから、西川きよし・ヘレン夫妻と仲が良く、西川家に居候して3人で若い時代を切磋琢磨した。「あっちこっち丁稚」(朝日放送)で共演した後輩の寛平とは54年間の親交があり、先日は82歳の誕生日を寛平夫妻が祝い、大変喜んでいたという。最期も親族と寛平夫妻に見守られながら息を引き取った。
きよしは「58年の二人の友情は一言では言い尽くせません。坂田ありがとう。ゆっくり休んでください」と呼びかけた。寛平は「坂田兄やんは『アホの坂田』と言われていますが、僕にとっては大師匠という存在です。今の時代にアホの道を極めることができるような芸人はいないし、二度とあそこまでの芸人は出てこないと思います」とたたえた。
坂田さんの代表的なギャグは、「あ〜りが〜とさ〜ん」や「あんたバカね、オホホ〜」などで、記憶に残るものが多数。舞台に出るとき、「アホな顔していってくるわな」と話し、1972年に発売し大ヒットしたレコード「アホの坂田」に合わせて舞台に向かっていく姿はおなじみとなった。最期まで「アホ」な笑いを貫いた。
■西川きよし コメント全文
四畳半のアパートで川の字になって寝ていたあの頃から、ヘレンと一緒に家族のように楽しく過ごした者同士、たくさんの思い出があります。
58年の二人の友情は一言では言い尽くせません。
坂田ありがとう。ゆっくり休んでください。
■間寛平 コメント全文
僕が吉本に入った時からずっと可愛がってもらいました。ずっと一緒だった時期も、坂田兄やんが支払ってくれたお金で一緒にホテル住まいをしていました。
こどもが生まれてからは娘も自分のこどものように凄く可愛がってくれました。舞台ではこどもにウケるととても喜んでいたのも覚えています。
坂田兄やんは「アホの坂田」と言われていますが、僕にとっては大師匠という存在です。今の時代にアホの道を極めることができるような芸人はいないし、二度とあそこまでの芸人は出てこないと思います。
坂田兄やんが舞台を少し休むようになってからは、自宅へも伺ったりと男同士なので寄り添いたい気持ちと恥ずかしさもありましたが、最期まで寄り添い見送ることができました。
根っからの芸人、お笑いが大好きな兄やんには、天国でもみんなを笑顔にしていると思います。
ご冥福をお祈り申し上げます
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2023/12/31