俳優の山田孝之が、23日放送の日本テレビ系『メシドラ 兼近＆真之介のグルメドライブ』（毎週土曜　前11：55※関東ローカル）にゲスト出演する。

【写真】その他の写真を見る

　同番組は、兼近大樹（EXIT）と満島真之介が、台本も仕込みもなく、おいしいものを食べにいく旅番組。今回は、静岡・御殿場市で楽しくおとなな旅を送る。

　山田が待っていたのは「遊RUNパーク玉穂」。満島は山田と再会の抱擁を交わし、「愛してる」と喜びを爆発させる。山田からのプレゼントでさらにテンションが上がったところで雄大な富士山をバックにタイトルコールをして出発する。

　山田と満島の出会いは「全裸監督」での共演ではなく、中目黒駅前の喫煙所だそう。互いに「山田孝之がいる！」「満島真之介がいる」と思い、満島から声をかけたのが初対面。沖縄に移住し、東京と沖縄を行ったり来たりしているという山田につられて満島も沖縄のなまりがでてしまう。

　最初の店は、アメリカ西海岸をイメージしたおしゃれなカフェ「TIGRE BLANC（ティーグルブラン）」。満島は、でーじ（すごく）いっぱいあるメニューの中からいつも通り、フライドポテトを選ぶ。チェダーチーズと燻製ベーコンを乗せたおとななパンケーキが出てくると、添えてあるローズマリーをめぐって山田と兼近が天然堂々巡りを繰り広げる。

　山田は最近、ゲーム実況にハマっているという。この2年間、忙しくて「ありもしない感情に持ってゆく」役作りをしていると、画面に人が映っているといろいろと考えてしまうから、何も考えなくてよいゲーム画面は楽だと心境を語る。「普段（心を）動かしまくってるから、全く動かさなくていいものを見てるんだと思う」と続ける。

　次に向かったのは“メシドラ史上最も厳かな”うなぎ料理の名店「神田きくかわ御殿場店」。おとなな雰囲気に合わせるために懸命に副交感神経を高めながらうなぎを満喫していると、山田のデビューのきっかけ話に。15歳のときに原宿でスカウトされたときは、女の子に間違われて声をかけられたという。男の子だとわかった後もスカウトが「まぁどちらでも」というくらいかわいらしい男の子だったらしい。「事務所の人もこうなるとは思わなかっただろうね」と笑い飛ばす。

　20代で経験を積み、30代でやりたいことができるようになり、40代を迎えた山田は「俺の作品を見て俳優やってる人とかもいるわけだから」「みんなが役作りに打ち込める時間を1秒でも増やしてあげて」「やりたいことはやったほうがいいよ」と背中を押してあげたいと後輩への思いを語る。

　最後は、幻想的な世界が広がる「御殿場高原 時之栖『王宮の丘』」のイルミネーションへ向かう。カップルと子どもしかいないような場所に迷い込んだ3人は、おっさんなりの楽しみ方で大はしゃぎする。