川島海荷（29）が21日、自身のSNSにて、所属事務所であるレプロエンタテインメントとのマネジメント契約を終了したことを発表した。

　川島はインスタグラムにて、海辺でほほ笑む自身の写真とともにコメントを添えた。コメントでは、「いつも応援してくださっている皆様、支えてくれている関係者の皆様、私、川島海荷はこの度レプロエンタテインメントとのマネジメント契約が終了したことをご報告させていただきます」と発表した。

　続けて「いままで沢山のことに挑戦させていただき、気がつくと19年目になっていました。これからも私がやっていきたいことは変わらず女優業ですが、まだまだ今の自分には満足できていません。挑戦したいことがたくさんあります」と今後の活動への思いを伝え、「このタイミングで18年いた環境を変えることは怖くもあり不安だらけですが、まずは私が私のことを信じてあげて、そして周りの方に私を信じていただき、また新たな環境で頑張っていきたい思います。どうぞ応援よろしくお願いします」と心境を語った。

　また「ずっとお世話になってきたレプロにはとても感謝しています。わたしが大好きなエンタメの世界に引き入れてくれ、わがままな小娘を育ててもらい、、あのとき事務所に入っていなければ今の私はいないと思います」と、事務所への感謝も伝えた。

　最後に「急なご報告、申し訳ありません。年の瀬が押し寄せる中、いろんなイベントや行事でみなさんお忙しいと思いますが、くれぐれも体調には気をつけてください」と気遣いを見せるコメントで締めくくった。

　川島は1994年3月3日生まれ、埼玉県出身。2006年、TBS系ドラマ『誰よりもママを愛す』で子役デビュー。翌07年のフジテレビ系ドラマ『役者魂！』でもレギュラー出演と人気子役として注目を集める。同年に『Life 天国で君に逢えたら』で映画初出演。アイドルグループ「9nine」に加入（16年に脱退）。

『カルピスウォーター』や『フレッツ光』のCMでも活躍するなど、子役から俳優へと躍進した。以降、日本テレビ系ドラマ『怪物くん』やTBS系ドラマ『SPEC〜零〜』、NHK大河ドラマ『天地人』『花燃ゆ』『いだてん〜東京オリムピック噺〜』など話題のドラマに出演した。

　09年の日本テレビ系ドラマ『アイシテル〜海容〜』では、板谷由夏の娘役を熱演して、『東京国際フェスティバル東京ドラマアウォード2009』で新人賞を受賞。10年、映画『私の優しくない先輩』では主演を務めコメディーに初挑戦した。また、07〜16年にはアイドルグループ・9nineで活動していた。

　このほか、16年には日本テレビ系情報番組『ZIP！』の総合司会に抜擢（19年卒業）。22年にはABEMAオリジナルシリーズ恋愛番組『私たち結婚しました』のシーズン3で、中田圭祐と期間限定の結婚生活を過ごしたことも大きな話題に。今年は舞台『キングダム』や『君しか見えないよ』に出演。7月には、10年出演してきたTBS系『アイ・アム・冒険少年』の卒業を涙とともに発表。「舞台の仕事が増えてきて、収録に出られなかったり…。これを機にお芝居に専念したい」とコメントしていた。