毎年恒例のイベント『ジャンプフェスタ2024』（2日目）が17日、千葉・幕張メッセで行われた、『ONE PIECE』のステージイベントでは原作者・尾田栄一郎氏からのコメントが公開された。

　今年は実写Netflixドラマ『ONE PIECE』が全世界配信されたこともあり、「今年の半分は僕は実写ドラマにつきっ切りでした」と回顧。

　実写ドラマは世界中で大ヒットし「全世界で3週間もトップに君臨する大ヒットとなりました！華々しいー！この快挙はおそらく皆さんの想像以上に、いくつものハードルを超えたという実感があり、僕にとってとても大きな一歩となりました」と貴重な経験になったと伝えた。

　また、「いつの日か日本の漫画のタイトルが「エミー賞」や「アカデミー賞」に名を連ねること！これが実は僕の夢です」と打ち明けた。

　『ONE PIECE』は、1997年7月22日より『週刊少年ジャンプ』で連載中で、伝説の海賊王・ゴール・D・ロジャーが残した“ひとつなぎの大秘宝（ワンピース）”をめぐる海洋冒険ロマン。悪魔の実「ゴムゴムの実」を食べゴム人間となり、体がゴムのように伸びる特殊な能力を持った主人公の少年モンキー・D・ルフィが、仲間を集め海賊「麦わらの一味」を結成し、海賊王を目指す壮大なストーリー。

　コミックスの全世界累計発行部数は5億1000万部を突破している人気作で、テレビアニメが1999年より放送中。2022年に公開された劇場版アニメ『ONE PIECE FILM RED』は国内興行収入203.3億円を突破し社会現象となった。