実写ドラマ『幽☆遊☆白書』（公式略称：幽白　Netflixで12月14日から世界独占配信）の『決戦前夜祭・全世界最速上映イベント』が13日、東京・有明アリーナで開催され、主演の北村匠らキャスト・スタッフ14人が登壇した。

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　イベントには、北村（浦飯幽助役）のほか、志尊淳（蔵馬役）、本郷奏多（飛影役）、上杉柊平（桑原和真役）、白石聖（雪村螢子役）、古川琴音（ぼたん役）、見上愛（雪菜役）、清水尋也（鴉役）、町田啓太（コエンマ役）、梶芽衣子（幻海役）、滝藤賢一（戸愚呂兄役）、綾野剛（戸愚呂弟役）、月川翔監督が集結。

　北村は「この規模感のイベントは初めてなので、ちょっと不思議な気持ちです」とあいさつ。「制作に5年かかっています。まずはみなさんに見ていただいて、どんな感想を持っていただけるのか楽しみにして来ました」と呼びかけ、客席にサインボールを投げ入れるなど、会場に集った約5000人のファンとの交流を楽しんだ。

　イベント中盤では、同作の世界配信開始を記念し、北村がステージ上から幽助の必殺技・霊丸を放つ場面もあった。北村の指先から頭上に向けて放たれた特大の霊丸は、会場を飛び出して世界を一周した。

　ニューヨークやロンドンを飛ぶ映像が映し出されたが、実は各都市の野外広告と連動した企画であり、実際にリアルタイムで霊丸が飛ぶ映像が流れたという。この話が明かされると、共演者や客席はもちろん、北村自身も歓声を上げていた。

　『幽☆遊☆白書』は、『週刊少年ジャンプ』（集英社）で1990年から94年にかけて連載され、同誌の黄金時代を支えた冨樫義博氏の大ヒット漫画が原作。主人公の浦飯幽助とその仲間たちの活躍を描いた冒険活劇で、第1話で幽助が死亡する衝撃的な展開で物語がスタート。その後、人間界、魔界、霊界をまたにかけ、個性あふれるキャラクターたちが次々と降りかかってくる困難に立ち向かうファンタジーアドベンチャーとなっている。

　実写ドラマの制作期間は5年で、実写ドラマ版『ONE PIECE』と同じく日米グローバルワンチームで制作。月川監督を中心としたスタッフ陣に、米アカデミー科学技術賞を受賞した坂口亮氏がVFXスーパーバイザーとして参加。豪華キャストを迎え、かつてないスケールで贈る作品初の実写ドラマとなる。