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『入学傭兵』ら人気webtoon作品を輩出の「LINEマンガ」、「ebookjapan」との国内流通取引総額が1,000億円突破

 LINE Digital Frontier株式会社は、同社が運営する電子コミックサービス「LINEマンガ」と、LINEヤフー株式会社と株式会社イーブックイニシアティブジャパンが運営する電子書籍販売サービス「ebookjapan」の2つのサービスを合わせた、2023年度の国内での流通取引総額の合計が1,000億円を突破したことを発表した(2023年11月時点)。これは今回が初めてのことであり、11月時点で1,000億円を突破したことは過去最速。

「LINEマンガ」と「ebookjapan」、両サービスの年間国内流通取引総額が1,000億円突破

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 昨年3月31日付けでLINE Digital Frontier株式会社は、株式会社イーブックイニシアティブジャパンの株式を100%取得し、完全子会社化した。両社は、マンガ市場のさらなる発展と活性化のため、様々な取り組みを強化してきた。

 特に今年は「LINEマンガ」が10周年を迎え、それにあわせたキャンペーンを実施。加えて、『入学傭兵』『再婚承認を要求します』『略奪された花嫁』『作戦名は純情』など、LINEマンガオリジナルwebtoon作品が人気を博した。これらにより1ヵ月での日本国内販売金額が1億円を超える作品を多数輩出したことも、取引総額も増加に起因した。「ebookjapan」でも、多彩なキャンペーンやクーポン施策を実施したため、さらなる好調の要因につながった。

 LINE Digital Frontier株式会社は、スマートフォンやタブレットで気軽にマンガ作品が楽しめる電子コミックサービス「LINEマンガ」を、アプリを中心に日本国内で運営。2020年には、世界最高レベルの電子コミックのノウハウを持つWEBTOON Entertainment Inc.(米国)の傘下に入っている。

 一方、株式会社イーブックイニシアティブジャパンは、webを中心に、電子書籍販売サービス「ebookjapan」と、紙書籍オンライン販売サービス「bookfan」を運営。「ebookjapan」は80万冊以上を超える取り扱い書籍を誇り、マンガコンテンツの取引額の割合は95%を占めている。

 今回の発表を受け、両社は「『LINEマンガ』と『ebookjapan』は、昨年に続き事業拡大のために共同シナジータスクフォースを設立し、アプリ中心の『LINEマンガ』とweb中心の『ebookjapan』双方において国内外のwebtoonオリジナル作品のラインナップをより一層増加しつつ、日本独自のコンテンツ制作とインディーズも含めた作家発掘に注力するとともに、マンガ市場のさらなる発展と活性化を目指し、引き続き様々な取り組みを強化していきます」とコメントしている。

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