『第36回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト グランプリ』最終選考会が26日、都内で行われ、宮城県出身の大学1年の石山順征（いしやま・じゅんせい）さん（18）がグランプリに選ばれた。

【写真】その他の写真を見る

　1988年にスタートして以来、伊藤英明、小池徹平、三浦翔平、菅田将暉、犬飼貴丈らを輩出してきた若手俳優の登竜門。今回は応募総数1万5155人が集まり、この日ファイナリスト15人が登場。石山さんが夢をつかんだ。

　第2回グランプリの武田真治からエールを受けた石山は「とてもうれしいです。ここまでこうして立っていただけるのは、家族や親友、ずっと応援してくれた方々のおかげです。これからも石山順征は謙虚に目標に向かって頑張っていくので、応援よろしくお願いします」と受賞スピーチ。今後の目標を問われると「本日来られたゲストに来られた審査員の皆さんや俳優さんたちと一緒に共演することが目標です！」と初々しく語った。

　石山は、高校3年生まで10年以上にわたってサッカーに打ち込んできた。小学校5年生の時には、スペインの強豪・レアル・マドリードの練習にも参加し、サッカーの技術を身に着けながら海外の生活がいい刺激になったという。高校は宮城の強豪校・東北学院のサッカー部に在籍し「去年は高校サッカーの宮城県大会で準優勝した」と語っている。

　雑誌『JUNON』（主婦と生活社）が主催する同コンテストは「あなたの隣のすてきな男の子、紹介してください」をコンセプトに、1988年にスタートして以来、数々のスターを生みだしてきた。36回目を迎える今年は、応募総数1万5155人の中（応募時12歳から22歳の男子）から、エントリーシートで選考された第1次審査通過者約1000人（BEST1000）が決定。その後、150人→75人→30人→20人→10人と絞られ、敗者復活者など含めたファイナリスト15人が決定した。

■ファイナリスト15人は以下の通り
千葉県出身の高校1年の西脇拓人さん（にしわき・たくと／15）
愛知県出身の大学3年の柴山大輝さん（しばやま・だいき／21）
静岡県出身の高校1年の吉村空我さん（よしむら・くうが／17）
福岡県出身の高校2年の遠藤一輝さん（えんどう・かずき／17）
東京都出身の大学4年の須賀涼斗さん（すが・りょうと／21）
東京都出身の高校1年の富川立夢さん（とみかわ・りずむ／16）
宮城県出身の大学1年の石山順征さん（いしやま・じゅんせい／18）
東京都出身の中学2年の冨樫庵さん（とがし・いおり／14）
埼玉県出身の大学2年の樫又龍ノ介さん（かしまた・りゅうのすけ／19）
山口県出身の中学2年の深山青空さん（みやま・そら／14）
東京都出身の高校1年の漆山拓実さん（うるしやま・たくみ／16）
兵庫県出身の大学4年の門田燦二さん（かどた・さんじ／22）
岩手県出身の高校1年の藤井恋さん（ふじい・れん／16）
愛知県出身の高校1年の安済桜右さん（あんざい・おうすけ／16）
鹿児島県出身のフリーターの下川床琉良さん（しもかわどこ・るい／21）