今月25日にNHK Eテレで放送予定の『スゴE フェス 生放送スペシャル』第1部に、ヒップホップグループ・KICK THE CAN CREWが出演することが発表された。披露するのは、今年5月に『みんなのうた』でも放送されて大きな反響があった「カメとピューマとフラミンゴ」。

【写真】その他の写真を見る

　『スゴE フェス 生放送スペシャル』は、11月20日の「世界子どもの日」にあわせて、Eテレの人気番組の出演者やキャラクターたちが番組の枠を超えて集結し、5時間にわたって生放送を行うスペシャル企画。全3部構成で、第1部では「スゴE キッズソング」と題し、Eテレでおなじみの歌や誰もが知っている名曲を、この日限りのライブパフォーマンスで披露。その1組として、KICK THE CAN CREWも参加する。

　「カメとピューマとフラミンゴ」は、カメ、ピューマ、フラミンゴという三者三様の動物たちが、それぞれ自分にはない個性を持つ2匹の動物に憧れを抱くというユニークな楽曲。カメのラップパートをLITTLE、ピューマのラップパートをKREVA、フラミンゴのラップパートをMCUがそれぞれ担当。自分がハンディキャップやコンプレックスだと思っていることでも、他人から見たらその人にしかない魅力や強みだったり、誰かに憧れる自分は、もしかしたらほかの誰かの憧れだったり。みんな違う個性を持っているからこそ、そのかけがえのない個性を大切にし、好きになろうというメッセージが込められている。

　「世界子どもの日」は、子どもたちの相互理解と福祉向上を目的に1954年に国連が制定。毎年、ユニセフ（国連児童基金）などの呼びかけで、世界各地でこどもの権利と未来に関するイベントが開かれている。NHKでは、『スゴEフェス』と題し、今月13日から約2週間にわたって子どもたちの“ハートをうごかす”番組を集中編成。最終日となる25日に『スゴE フェス 生放送スペシャル』が予定されている。

■11月25日放送予定（すべてEテレ）
第1部：後2：00〜5：00
第2部：後6：50〜7：55
第３部：後8：00〜8：50