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『第5回野間出版文化賞』に芦田愛菜・黒柳徹子・藤井聡太・福澤克雄氏【受賞理由掲載】

 講談社は6日、出版にまつわるすぐれた表現活動を行った個人・団体などを顕彰することを目的とした『第5回野間出版文化賞』を発表。芦田愛菜黒柳徹子藤井聡太福澤克雄氏が受賞した。

芦田愛菜(C)ORICON NewS inc.

芦田愛菜(C)ORICON NewS inc.

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 同賞は「出版の再発明」をめざす、講談社の創業110周年記念事業の一環として制定。書籍・雑誌などの従来の出版の枠にとらわれず、出版にまつわるすぐれた表現活動を行った個人・団体などを顕彰することを目的としている。

<受賞者一覧と受賞理由>
■芦田愛菜
【受賞理由】
幼少期より俳優・タレントとして活躍する傍ら、読書家として知られ、愛読書だったという子ども向け図鑑シリーズのイメージキャラクターを務める。また、自身の読書遍歴を記した書籍『まなの本棚』は小さなお子さんを持つ親や、読書好きの子どもたちのあいだで好評を博し、ロングセラーとなるなど、日本の読書推進活動に大きな影響を及ぼしている。

■黒柳徹子
【受賞理由】
日本初のテレビ女優にして(1953年2月初出演)、70年後の現在もテレビ番組のレギュラーを務めている稀有な存在。1981年刊行の自伝的小説『窓ぎわのトットちゃん』は戦後最大のベストセラーになり、日本と海外を合わせると累計2500万部を超えている。社会福祉法人「トット基金」を設立し、プロの聾者俳優の養成、演劇活動、手話教室などにも力を注ぐ。1984年よりユニセフ(国連児童基金)親善大使となり、のべ39ヶ国を訪問し、飢餓、戦争、病気などで苦しむ子どもたちを支える活動を続けている。2023年10月には42年越しの続編となる『続 窓ぎわのトットちゃん』を刊行するなど、長きにわたって出版文化にも大きな影響を与え続けている。

■藤井聡太
【受賞理由】
プロデビュー以来、幾多の史上最年少記録を更新し続け、2023年10月、将棋界にある全タイトル八冠独占を達成。その活躍は出版界への影響も大きく、2020年にはスポーツ誌「Number」が創刊40年にして初の将棋特集を刊行。藤井氏が表紙を飾った同号は増刷を重ね23万部に。自身の対談本『考えて、考えて、考える』(元伊藤忠商事会長・丹羽宇一郎氏との対談)、『前人未到』(京都大学iPS細胞研究所名誉所長・山中伸弥氏との対談)のほか、監修書『藤井聡太の将棋入門』など子ども向けの将棋本や、関連書籍も多数刊行されている。

■福澤克雄
【受賞理由】
TBSテレビのドラマディレクターとして、数々の有名作品を手掛けてきた。そのなかには「華麗なる一族」「流星ワゴン」など小説が原作となっている作品も多く、2013年に第1シリーズが放映された池井戸潤氏原作の「半沢直樹」は社会現象となり、平成時代の日本のテレビドラマで最高視聴率を記録した。2023年、自らが原作・演出を務めた「日曜劇場 VIVANT」は日本のテレビ史を塗り替えるようなスケールの大きさで注目を集め、同作の参考文献となった書籍やノベライズもベストセラーになっている。

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