同性愛者と公表した5人組ダンス&ボーカルグループ・AAAの與真司郎が7日、都内で行われた『work with Pride 2023 カンファレンス』で基調講演を行った。
カミングアウトの理由について「今の時代、撮られてうわさになって(明らかになる)のは違うんじゃないかっていうのと、あとずっと隠していくっていうのがつらい。本当にそこがみなさんにわかってほしかった。自分が小さい時、メディアとかで男同士で気持ち悪いみたいなことを言われていっていう時代だったんです。それによって自分は間違っているんだなとか、世界でひとりしかいないんだなとか、誰にも相談できなくて。そういう思いを抱えている人たちに、ひとりじゃないと、とにかくわかってほしかった」と明かした。
続けて「今、34歳なのですが、家族に言えたのも32歳の頃でした。とにかく僕はバレてしまったら、芸能界で生きていけなくなるんじゃないかと思っていました。歌は絶対に歌えないし、ファンのみなさんも離れてしまうのではないかとか…。そういうことは常に思っていました」と告白。カミングアウト後すぐに日本を離れ、先日戻ってきたそうで「最初の1週間くらいは、街を歩いていても、何か思われているんじゃないかなと、すごく自分の中で思ってしまうところがあって。意外と自分が思いすぎているだけで、みなさんいい意味で何も思っていないというか。だから、自分がもっともっと普通に生きていくっていうのを、日本でもしていくべきだなと、感情の変化がありました」と語った。
今後については「ノーマライズするっていうのが夢ですかね。『だから何?』くらいの感じになるのが、一番僕たちが望んでいること。特別扱いとか気を使われたいわけではないですし、それをけっこう感じることがあって、本当に普通に接してほしい」と思いを込めて、次のように話していた。
「ファンの方でも、DMでくるのが、友だちや家族には言えるけど、会社には言いにくいと。それはとても理解できて、僕もなかなか芸能界でカミングアウトできなかった。(親しい人は)絶対にサポートしてくれるというのはあったのですが、それを言うことで(相手の)重荷になってしまうのではないかと。その人たちも隠さないといけないとなってしまうのではないかと。それが会社でも言えるような雰囲気になれば。カミングアウトすることが正解ではなくて、しなくてもいいと思いますが、言いやすい環境を作ってくれると本当に助かります」
同イベントは、LGBTQ+の人々が自分らしく働ける職場づくりを進めるため、日本国内の企業・団体の人事・人権・ダイバーシティ担当者を対象に開催される、年に一度のカンファレンス。
当日は、職場でのLGBTQ+に関する取り組み評価指標『PRIDE指標2023』認定企業の発表・総評、セクターを超えた先進的な取り組みを評価する「レインボー認定」の2023年度認定企業を発表する。
カミングアウトの理由について「今の時代、撮られてうわさになって(明らかになる)のは違うんじゃないかっていうのと、あとずっと隠していくっていうのがつらい。本当にそこがみなさんにわかってほしかった。自分が小さい時、メディアとかで男同士で気持ち悪いみたいなことを言われていっていう時代だったんです。それによって自分は間違っているんだなとか、世界でひとりしかいないんだなとか、誰にも相談できなくて。そういう思いを抱えている人たちに、ひとりじゃないと、とにかくわかってほしかった」と明かした。
続けて「今、34歳なのですが、家族に言えたのも32歳の頃でした。とにかく僕はバレてしまったら、芸能界で生きていけなくなるんじゃないかと思っていました。歌は絶対に歌えないし、ファンのみなさんも離れてしまうのではないかとか…。そういうことは常に思っていました」と告白。カミングアウト後すぐに日本を離れ、先日戻ってきたそうで「最初の1週間くらいは、街を歩いていても、何か思われているんじゃないかなと、すごく自分の中で思ってしまうところがあって。意外と自分が思いすぎているだけで、みなさんいい意味で何も思っていないというか。だから、自分がもっともっと普通に生きていくっていうのを、日本でもしていくべきだなと、感情の変化がありました」と語った。
今後については「ノーマライズするっていうのが夢ですかね。『だから何?』くらいの感じになるのが、一番僕たちが望んでいること。特別扱いとか気を使われたいわけではないですし、それをけっこう感じることがあって、本当に普通に接してほしい」と思いを込めて、次のように話していた。
「ファンの方でも、DMでくるのが、友だちや家族には言えるけど、会社には言いにくいと。それはとても理解できて、僕もなかなか芸能界でカミングアウトできなかった。(親しい人は)絶対にサポートしてくれるというのはあったのですが、それを言うことで(相手の)重荷になってしまうのではないかと。その人たちも隠さないといけないとなってしまうのではないかと。それが会社でも言えるような雰囲気になれば。カミングアウトすることが正解ではなくて、しなくてもいいと思いますが、言いやすい環境を作ってくれると本当に助かります」
同イベントは、LGBTQ+の人々が自分らしく働ける職場づくりを進めるため、日本国内の企業・団体の人事・人権・ダイバーシティ担当者を対象に開催される、年に一度のカンファレンス。
当日は、職場でのLGBTQ+に関する取り組み評価指標『PRIDE指標2023』認定企業の発表・総評、セクターを超えた先進的な取り組みを評価する「レインボー認定」の2023年度認定企業を発表する。
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2023/11/07