俳優の板垣瑞生（23）が、役者デビュー10周年記念となる写真集『One Scene（ワンシーン）』（主婦の友社）を12月25日に発売することを11月4日、発表した。

　今作は、数々の役を演じてきた“ワンシーン”の積み重ね、役者デビュー10年という月日も板垣の生きてきた“ワンシーン”の積み重ねだという意味が込められている。撮影は、タイで行われ、強い日差しの中で解放された素顔や飾らない笑顔はもちろん、今まで見ることのない切ない表情など、板垣の“ワンシーン”が詰め込まれている。インタビューでは、10周年を迎えた心境を語り、“今”の板垣が余すところなく詰め込まれた1冊となっている。

　板垣は「今回、タイで撮影をさせていただきました。多くの場所で撮影していただき、それぞれの場所で役者10年間の情景を感じながら作りました。タイトルの『One Scene（ワンシーン）』には作品のワンカットずつがひとつの写真集という作品として『ワンシーン』になり、僕の役者人生としてのワンカットの積み重ねが現在10年を迎えられ、人生の『ワンシーン』にもなっているという想いも込めております」とコメント。「すてきなチームで作り上げております。たくさんの方にお手に取っていただきたいです！」と呼びかけた。

　板垣は、映画『ソロモンの偽証』シリーズで約1万人のオーディションの中から準主役・神原和彦役に選ばれた。翌年には日本映画批評家大賞新人男優賞を受賞。出演作に、NHK大河ドラマ『花燃ゆ』、『麒麟がくる』、朝ドラ『エール』などがある。2023年はWOWOW連続ドラマ『ドロップ』、映画『交換ウソ日記』などに出演。最新作としてNHK『正直不動産スペシャル』、『正直不動産2』が今冬に放送を控えている。