タレントの坂上忍（56）が、27日放送のフジテレビ系バラエティー『坂上どうぶつ王国』（後7：00）で再婚したことを報告した。番組では、普段はメディアに絶対出演しない妻が独占インタビューという形で登場した。

　番組では、9月下旬、坂上が千葉・袖ケ浦市役所に婚姻届を出すシーンに密着。ようやく市役所から出てきた坂上にスタッフが「何されていたんですか？」と直撃すると、何事もなかったかのように「籍入れてきた」とまさかの回答。「うちの会社の人も身内も誰も知らないよ」と明かし、スタッフを驚かせた。妻の好きなところについては「顔」「特に鼻」とあっさり。性格については「最悪」と笑わせた。

　また、普段はメディアに絶対出演しない妻が登場。スタッフが「答えたくないことは、答えなくても」と伝えると「特に答えたいことは何もないです。全くないです」と大笑い。ケンカが絶えないという2人だが、入籍前日にもケンカしたといい「これから幸せになろうというのは1ミリもなく」とぶっちゃけた。

　結婚の理由には「この子たち（犬・猫たち）の存在が一番大きくて、半分以上がシニアになってきて、この子たちを最後まで守らなきゃいけない。簡単に私たちは別れられない。というところで、私たちがしっかりした形を作っておくのもいいかな」と説明。一方で「あとは年齢。もう若くないし、次も（結婚相手が）いないんだったら、まっ、いっか。あの人でもいっか！」と本音を吐露。これにスタジオでVTRを見ていた坂上も「おい！おい！おい！」と叫んだ。

　「どこに惚れたか？」「どこが好きか？」の質問には「う〜ん。この質問が一番困る」と悩みつつ「顔はまったくタイプじゃない」とバッサリ。「私は渋い系が好きで、小学生の頃の好きなタイプは長塚京三さん。落ち着いた方が好き、どっしり構えてくれる人がタイプなんで、（坂上は）真逆と言えば真逆。落ち着いてはない」と再びバッサリ。終始、妻のサバサバした性格が爆発したインタビューとなり、その強烈なキャラクターがさく裂した。

　それでも、夫・坂上について「私が、なにかやりたいと思うことを全力で形にしてくれる。私がやりたいというのは犬猫のことしかないんですけど『あの子のことを保護してあげたい』とか、『この子をどうしてあげたい』とか、そういうことに対して、本人（坂上が）が反対の意見を持っていたとしても、私がやりたいという意見をなるべく尊重してくれて、想いを通してくれるというとこですかね」と信頼を寄せていた。