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突発性難聴とは?平川大輔が入院・休養 40〜60歳の働き盛りに多い原因不明の疾患

 人気声優の平川大輔(50)が、突発性難聴により入院し、しばらく休養することが、自身のSNS(旧ツイッター)で発表された。

 SNSでは書面にてスタッフより「平川大輔ですが、数日前に耳の変調を感じ、医師の診察を受けた結果、突発性難聴との診断を受けました。医師より当面の間の加療と安静が必要との指示を受け、現在は入院し、治療に専念しております」と報告。

 続けて「ファンの皆さま、関係者の皆さまには、ご心配とご迷惑をおかけすることになってしまい、心よりお詫び申し上げます」と伝えている。

 平川本人からも「数日前、急に片耳が聞こえなくなり、病院を受診したところ突発性難聴と診断され、しっかり治療するためにもということで入院することになりました」と説明し、「たくさんの方にご迷惑とご心配をおかけしてしまい、とてもとても心苦しいです」と複雑な心境。

 「なんとか折り合いをつけて仕事を続けることも考えたのですが、大好きで大切な役者のお仕事に今後も不安なく向き合っていけるように、今は少しだけお休みする時間をいただき、入院治療を選択することにしました。今は病院の先生やスタッフの皆様のご指示に従って、きちんと治療を受けることに集中したいと思います」と伝えている。

 続けて「予定していたイベントになどに出演できなくなってしまったことで、楽しみに待っていて下さった皆様に残念な思いをさせてしまうことや、僕のためにスケジュール調整や台本やスタジオの準備をしてくださったお仕事関係の皆様には本当に本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです」とファンや関係者にお詫び。

 「一日も早くよくなるように治療を続けますので、少しだけお時間をいただけたら幸いです。すぐに戻ります!わがままばかりで恐縮ですが、どうぞ、どうか、よろしくお願いいたします」とつづった。

 平川はオーランド・ブルームの吹き替えで知られ、映画『ロード・オブ・ザ・リング』レゴラス役、『パイレーツ・オブ・カリビアンシリーズ』ウィル・ターナー役などを担当。

 アニメでは『School Days』伊藤誠役、『Free!』竜ヶ崎怜役、『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース』花京院典明役、『鬼滅の刃』魘夢<下弦の壱>役などを務めている。

 突発性難聴は、突然、耳の聞こえが悪くなり、耳鳴りやめまいなどを伴う原因不明の疾患。40〜60歳代の働き盛りに多くみられ、ストレスや過労、睡眠不足、糖尿病などがあると起こりやすいことがわかっている。聴力を回復させるには、早めに治療を開始することが重要。(厚生労働省の「e-ヘルスネット」サイトより引用)

 突然、左右の耳の一方(ごくまれに両方)の聞こえが悪くなる疾患として、音をうまく感じ取れない難聴(感音難聴)のうち原因がはっきりしないものの総称で、幅広い年代に起こるが、特に働き盛りの40〜60歳代に多くみられる。

 前日は問題なかったにもかかわらず、朝起きてテレビをつけたら音が聞こえにくい、あるいは電話の音が急に聞こえなくなるなど、前触れなく突然に起こることがある。

 聞こえにくさは人によって異なり、まったく聞こえなくなる人もいれば、高音だけが聞こえなくなる人もいる。後者では、日常会話に必要な音は聞こえているため、難聴に気づくのが遅れてしまいがち。

 聴力が改善したり、悪化したりを繰り返すといった症状の波はなく、難聴の発生と前後して、耳閉感(耳が詰まった感じ)や耳鳴り、めまい、吐き気などを伴うケースも多く、耳鳴りで受診したら突発性難聴だったという人もいる。難聴やめまいが起こるのは1度だけで、メニエール病のように繰り返すことはない。

 突発性難聴は、以上のような症状を問診で確認したり、さまざまな聴力検査や画像診断を行って診断。発症後すぐ治療を受けないと、難聴や頑固な耳鳴りが残ったり、聴力を失うこともあるため、早めの受診と治療開始が大切。

 主な原因は、音を感じ取って脳に伝える役割をしている有毛細胞が、なんらかの原因で傷つき、壊れてしまうことで起こる。有毛細胞に血液を送っている血管の血流障害や、ウイルス感染が原因であると考えられていますが、まだ明らかになっていない。ストレスや過労、睡眠不足などがあると起こりやすいことが知られており、糖尿病が影響しているともいわれている。


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  1. 1. 声優・平川大輔、突発性難聴で入院 しばらく休養へ オーランド・ブルーム吹き替えや『鬼滅の刃』魘夢役など
  2. 2. 突発性難聴とは?平川大輔が入院・休養 40〜60歳の働き盛りに多い原因不明の疾患

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