上方最古参の落語家・桂福團治が26日、83歳の誕生日を迎え、大阪松竹座開場100周年記念『松竹特選落語会』(11月25日)に向けた会見で祝福された。松竹座は落語家にとっても特別な舞台で、「光栄なこと」と本番へ気合を込めた。
この日、慣れ親しんだ松竹座に、芸歴45周年の女道楽師・内海英華や、芸歴40周年の笑福亭松喬、芸歴35周年の笑福亭銀瓶、桂壱之輔改め二代目桂春之輔もそろった。
芝居と娯楽の街・道頓堀の話題で大盛り上がり。「思い出なんぼでもあるでしょう。師匠、言うていいヤツだけ言うてください(笑)」と向けられ、福團治は裸で走り回る“ストリーキング”を日本で最初にやったと告白し「ちょっと寒いときでね、寒ないところ見せたろ思って」と懐かしげ。また、「その頃はもっと髪(かみ)があった。本当の上方落語。しょうもなー」とボケるなど、健在だった。
落語会当日は、福團治は自身の芸歴を踏まえた「顧みますれば」を披露する。「63年間やっております」と振り返り、その間に手話落語に取り組んできたことなどを説明。「聴覚芸を視覚芸に作り替えた。わざわい転じて吉になる」としみじみ語っていた。
この日、慣れ親しんだ松竹座に、芸歴45周年の女道楽師・内海英華や、芸歴40周年の笑福亭松喬、芸歴35周年の笑福亭銀瓶、桂壱之輔改め二代目桂春之輔もそろった。
芝居と娯楽の街・道頓堀の話題で大盛り上がり。「思い出なんぼでもあるでしょう。師匠、言うていいヤツだけ言うてください(笑)」と向けられ、福團治は裸で走り回る“ストリーキング”を日本で最初にやったと告白し「ちょっと寒いときでね、寒ないところ見せたろ思って」と懐かしげ。また、「その頃はもっと髪(かみ)があった。本当の上方落語。しょうもなー」とボケるなど、健在だった。
落語会当日は、福團治は自身の芸歴を踏まえた「顧みますれば」を披露する。「63年間やっております」と振り返り、その間に手話落語に取り組んできたことなどを説明。「聴覚芸を視覚芸に作り替えた。わざわい転じて吉になる」としみじみ語っていた。
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2023/10/26