俳優の清原果耶（21）、小関裕太（28）が20日、大阪市内で行われた舞台『ジャンヌ・ダルク』取材会に出席。主演・清原のスマイルによって、けいこ場が笑顔にあふれていると、小関が証言した。

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　長きにわたるイングランドとの戦争（百年戦争）に疲弊したフランスに登場し、目覚ましい活躍を遂げながら、19歳で命を散らしたジャンヌ・ダルクをめぐるストーリー。清原を主演に迎え、作品としては2014年以来、9年ぶりの再々演となる。

　清原は「舞台が初めてなので全部に関心がある。自分が出ていないシーンでもものすごく勉強になる」と充実感をにじませ、「どうですか？」と隣に目をやってニッコリ。すると、シャルル7世役の小関は「集中しながら、和気あいあい」進んでいると語った。

　総勢100人超の大規模カンパニーの作品で、殺陣のシーンもあるなど、舞台初出演にとっては厳しさや緊張の連続。しかし、「果耶ちゃんが笑顔だから、そういう雰囲気に引っ張られている」という。清原が共演者たちと仲良く「ジャンプしながらスクワット」で筋トレに励む横で、小関は「コーヒータイム」と笑わせるなど、「それぞれの時間がありつつ、みんな笑い合っているけいこ場。まさに“果耶ちゃんのよう”なけいこ場です」と表現した。

　清原は「今殺陣のけいこが始まったので、全身筋肉痛で（笑）。旗がなかなか振るのが大変で、きょうも背中とか筋肉痛。（早く）筋肉を回復する方法を先輩方に聞いて実践していきたい」と語り、この日は凛々しいジャンヌ・ダルクとは違った優しい笑顔を見せていた。

　11月28日に東京（東京建物 Brillia HALLで）幕を開け、大阪（オリックス劇場）は12月23日〜26日に上演される。