上方落語家の桂雀三郎(74)が20日、大阪市内で毎年恒例『桂雀三郎独演会』(11月19日、サンケイホールブリーゼ)に向けた取材会に出席。時代の変化に触れながら、「ネタをもっとおもしろくしたい」と元気に語った。
秋の独演会は、旧サンケイホールの12回を経て、現サンケイホールブリーゼで15回目。桂米朝さんが同ステージを選んだことから、一門にとって「憧れの舞台」となっている。「自分でもちょっと大きすぎるけれど、特別な場所。続けてやれているのはうれしい」と笑顔を見せた。
平成から令和になり、ネタ中にNG表現も出てきたという。しかし「笑ってもらえる言い方に変えていったらいい。それが腕。やり方変えたらもっとおもしろくなるネタがある」とキッパリ。師匠・桂枝雀さんへの憧れもにじませ「どないしたらあんなにうけるんか」と、さらなる精進を誓った。
同い年の谷村新司さんが死去。また、東京の古今亭志ん橋さんも79歳でこの世を去った。こうした訃報に接し、追悼するとともに、自身はまだまだ「しゃべれる」とにっこり。「ずっと座ってたら足痛い。座る練習からやってます。足以外は大丈夫ですわ」とボケを交え、力強く語った。
当日は「帰り俥」「愛宕山」「崇徳院」を披露予定。桂りょうば、桂雀喜も出演する。
秋の独演会は、旧サンケイホールの12回を経て、現サンケイホールブリーゼで15回目。桂米朝さんが同ステージを選んだことから、一門にとって「憧れの舞台」となっている。「自分でもちょっと大きすぎるけれど、特別な場所。続けてやれているのはうれしい」と笑顔を見せた。
平成から令和になり、ネタ中にNG表現も出てきたという。しかし「笑ってもらえる言い方に変えていったらいい。それが腕。やり方変えたらもっとおもしろくなるネタがある」とキッパリ。師匠・桂枝雀さんへの憧れもにじませ「どないしたらあんなにうけるんか」と、さらなる精進を誓った。
同い年の谷村新司さんが死去。また、東京の古今亭志ん橋さんも79歳でこの世を去った。こうした訃報に接し、追悼するとともに、自身はまだまだ「しゃべれる」とにっこり。「ずっと座ってたら足痛い。座る練習からやってます。足以外は大丈夫ですわ」とボケを交え、力強く語った。
当日は「帰り俥」「愛宕山」「崇徳院」を披露予定。桂りょうば、桂雀喜も出演する。
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2023/10/20