KinKi Kidsの堂本光一(44)が8日、東京・帝国劇場でミュージカル『チャーリーとチョコレート工場』公開ゲネプロ前に単独会見を行い、故・ジャニー喜多川氏の性加害問題をめぐり、一連の騒動に揺れるジャニーズ事務所についてコメントを求められると「すごく葛藤はありました。自分のウェブ(サイト)でもファンの皆さんにはお伝えしましたが、自分が知っている彼と違ったりする部分も自分の中ではあったりして。それは、自分の中でも認めなければいけないと思いますし、何よりも被害に遭われた方が救われなきゃいけないというふうに思っております」と素直な胸の内を吐露した。 一連の報道でさまざまなことが詳らかになると「『何なんだこれは」と思うこともたくさんあったり、被害者の方の言葉を見たり聞いたりすると、『なんてことが起きてたんだ』と、言葉を失うことが起きています」とこぼしながら、今後のグループ活動については「すごく難しい問題だと思うんですよ。KinKi Kidsは音楽を中心にやってきたグループでもあるので、権利がどういう形になってしまうかとか、そういった説明をまだ聞いていないんですよね。その辺がポイントになってくるのかなと思ってます」と回答。 続けて「たくさんの迷い、ジレンマとか、いろんなことがあるんですけど、剛くんと一度話した時に『グループ名を変えないといけないグループもいるよね』って聞いたときに、そういった意味では、『KinKi Kidsも変えてもいいんじゃないか』というところまで話が出ました」と告白。しかし、「我々が変えると、『そこまでしなくてもいいよ』という他のグループまで変えなきゃいけないのかな、という感じになってしまう」と案じ、改名は思い留まった。