『2024 ミス・ティーン・ジャパン』の決勝大会が8日、都内で行われ、アメリカ出身のコバルチク花理愛（こばるちく・かりあ／13）がグランプリに輝いた。

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　13歳から19歳の女性を対象に、日本のティーン代表を決める『ミス・ティーン・ジャパン』は今年で13 回目の開催。札幌、東京、名古屋、大阪、福岡の5会場で地方大会が行われ、3432人の応募者からファイナンス15人が決定。決勝大会では、自己PR、特技披露、審査員の質疑応答による審査が行われ、ダンス、歌、演技、楽器演奏など個性的な特技が披露された。ステージには応援アンバサダーの新川優愛、平祐奈、第2回ミス・ティーン・ジャパンのグランプリでもあるトラウデン直美も応援に駆けつけた。

　コバルチクの特技は5歳から習っているフィギュアスケート。得意な技はアクセルで2回転ジャンプまでできるという。その経験を生かし、特技披露ではステージ上でエアフィギュアスケートを披露して会場からは大きな拍手が送られた。

　グランプリの名前が呼ばれると、満面の笑顔を浮かべた後、涙を流しながら「まさか自分の名前が呼ばれるなんて思いませんでした。協力してくれた家族に感謝しています。いつも助けてくれるお母さんにグランプリをとったことを一番に伝えたい」と喜びを語った。今後やりたいことを聞かれると「モデルでは雑誌の専属モデルになって、パリコレにも出たいです。俳優としては日本を代表する作品に出た後、ハリウッド映画にも出たいです」と目標を話し、「かわいくて、いろいろな役をやっている中条あやみさんに憧れています」と憧れを語った。

　コバルチクはポーランド人の父と日本人の母とのハーフ。アメリカで育ち、今年日本に引っ越してきたという。日本で一番好きな食べ物はお寿司。応援アンバサダーの新川から、賞金50万円、ハワイ旅行のペアチケット、花束、ティアラが贈呈されると「優勝賞金は貯金と家族にご飯をごちそうすることに使います」と話した。

　先輩タレントとしてのアドバイスを求められると、新川は「スタッフや共演者とあいさつをしっかりすると自分自身も気持ちよく仕事ができます」とし、平は「一期一会を大切にして楽しんでほしいです」とメッセージ。トラウデンは「自分自身も心がけていますが、やりたいことを口に出すのが大事」と話していた。

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