俳優・アーティストののん（30）が14日、東京・新宿文化センター大ホールで開催された『あまちゃん10周年スペシャルコンサート』に出演。宮本信子（78）との10年ぶりの共演や、歌唱パフォーマンスで観客を盛り上げた。

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　2013年度前期のNHK連続テレビ小説『あまちゃん』の放送10周年を記念したコンサート。今年4月からスタートした再放送で改めて注目を集めており、チケットはソールドアウトとなった。

　本公演では、劇伴の作曲者・大友良英（64）がスペシャルビッグバンドを率いて登場し、ドラマを彩った名曲の数々を披露。「あまちゃん オープニングテーマ」や「潮騒のメモリー」「暦の上ではディセンバー」といった代表曲が披露されると、客席からはひときわ大きな拍手が起こった。

　ヒロイン・天野アキを演じたのんとアキの祖母・夏役の宮本はコンサートの中盤に登場。大友を交え、同ドラマの制作エピソードや舞台となった東北についてトークを行った。

　その後、大友とともに劇伴制作に携わったSachiko Mも登場し、ビッグバンドから“じぇじぇガールズ”も招いた4人編成で「暦の上ではディセンバー」を披露。のんが楽曲冒頭の決めポーズを取った瞬間、客席からはど喜びの声が上がった。続けて「潮騒のメモリー」「地元に帰ろう」もパフォーマンス。初々しさの残る振り付けとパワフルな歌声を届け、客席を盛り上げた。

　同コンサートは、23日に岩手・久慈市文化会館 アンバーホールでも開催。チケットは東京公演と同じく完売となっているが、生配信されることが決定している。