11日放送のBS日テレのバラエティー番組『極楽とんぼの週末極楽旅』（毎週月曜　後10：30）では、ぺこぱ（シュウペイ、松陰寺太勇）とともに秩父・長瀞（ながとろ）で「涼」を楽しむ旅を行っていく。

　旅のテーマは「昭和旅」。旅の出発前に、携帯電話をスタッフに没収され、カーナビも使用不可で、紙の地図だけを頼りに、道中で決めた目的地を目指す。旅程も撮影の許可取りもタレント任せの昭和旅。不便で何も決まっていない旅だからこそ、人とつながり、新たなドラマが生まれる。

　一行が訪れたのは、和銅遺跡。加藤浩次が、遺跡に関する説明を読み上げていると、松陰寺が「すごい、加藤さん続けてください。『スッキリ』見ているみたい」と笑顔を浮かべた。加藤は「日本の通貨、発祥の地ですよ！」と興奮しながら、遺跡をあとにすると「この自然の感じ、秩父好きかも」と声を弾ませた。

　アスレチックを楽しめる「フォレストアドベンチャー秩父」を訪れると、高所が苦手な加藤が「けっこう高ぇぞ。オレ、行けないわ！ダメダメダメ」と戦々恐々。下から眺める山本圭壱から「前だけ見ろ！」とツッコミを入れられると、加藤が「危ない！バカ、足見ないと行けないだろう」と返すなど、コンビ間のやり取りも見られ、一同が楽しんでいる様子が伝わってきた。

　アスレチックを堪能し、農家屋敷を改造した本日の宿「宮本家」を訪問。部屋割りを決めるのは、恒例の「じゃんけん一本勝負」で、大いに盛り上がった。加藤の音頭で、4人で乾杯し、夕食を食べることに。農家料理と、当主が武蔵川部屋時代に食べていたちゃんこ鍋が出され「めちゃくちゃうまい！」と舌鼓を打った。

　酒も入ってきて、ディープなトークになると、松陰寺が「M-1終わった後、1年くらい頑張れたらいいかなと思うぐらいで、それが何年か経ってきて『あれ、これけっこう続くぞ』ってなった時に、逆に不安になってきました」との思いを吐露する一幕も。これを踏まえて、加藤が「最初って、いただいた仕事を一生懸命頑張るだけじゃない？でも、ほかの芸人とかとしゃべっていて、あいつらの方がしゃべってないのに、ギャラいいのおかしくないってなるでしょ？そういう時期、オレらもずっとあった。でも、トータルで番組を見た時に次につながってくる」と共感していった。

　放送後には、TVer、Huluでも配信される。

「極楽とんぼの週末極楽旅」公式YouTubeチャンネルにて「極楽とんぼの反省会」など、オリジナル動画配信中
https://www.youtube.com/channel/UC0kz0xi7_3gtKjrAaZ6wixw