俳優の堺雅人が、丸紅の新CM「できないことは、みんなでやろう。『紅丸』篇」に出演する。同CMの90秒版が現在放送中の日曜劇場『VIVANT』（TBS系）内で限定放送されることも決定した。人気ゲーム『ファイナルファンタジー』シリーズの人気曲をバッグに、堺扮する伝説の武士「紅丸」が、赤い甲冑姿で強敵に立ち向かっていく姿が描かれる。

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　同CMは、昨年からスタートした丸紅の「できないことは、みんなでやろう。」をスローガンとする新企業広告シリーズのひとつ。世界中の人や企業と力を合わせて、それぞれが強みを発揮すれば、大きな課題もきっと解決できる、そんな思いを込め掲げている。

　世界を架空の戦場に置き換えた同CM。広大な平原を舞台とし、堺演じる「紅丸」が、一度は兵刃を交えた敵を次々と仲間にしながら、さらなる強敵に立ち向かっていくストーリーとなっている。紅丸たちは、突然土の中から現れる大量のゾンビや、上空から飛来する怪獣・キングギドラと、絶体絶命のピンチを迎える。

　丸紅は、今回の起用について「日曜劇場や大河ドラマ、映画など劇中で抜群のリーダーシップを発揮する役や、困難な課題を数多く解決する役などを演じてきた実績があり、老若男女問わず、幅広い年齢層の方々に支持されています。そんな堺さんにご出演いただくことで、多くの方々に丸紅グループの“目指すべき在り姿”を説得力をもって伝えられると考え、この度の起用に至りました」とコメント。

　撮影は、話題のドラマ『VIVANT』のロケ地ともなったモンゴル。殺陣のシーンでは、アクション監督の指導の下、堺は念入りに準備し、見事な太刀さばきを披露した。敵軍相手の迫力満点のアクションで、現場も大いに沸いたという。

　CM終盤には、怪獣・キングギドラが飛来。特撮シーンは、東宝株式会社の全面協力の下、国内で2日間にわたって収録された。キングギドラが空を飛ぶのは、映画『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』（2001年公開）以来のこと。操演チームが忠実に本物の動きを再現。引力光線の音やキングギドラの鳴き声は映画で使用されたものであり、CMに迫力を与えている。

　CMは、10日のドラマ放送内で90秒版が限定オンエアされ、17日からは30秒版を順次放映していく。丸紅HP内の特設サイトでは、90秒版、30秒版ともに公開中。

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