カンテレは、京都アニメーション放火殺人事件をめぐるドキュメンタリー番組『ザ・ドキュメント 猛火の先に〜京アニ事件と火を放たれた女性の29年〜』を9月1日に放送する(深1:25〜2:25 ※関西ローカル)。
2019年7月18日、京都府伏見区の「京都アニメーション」の第1スタジオが白昼にガソリンをまかれて放火され、36人が犠牲になった。自身も全身にやけどを負った青葉真司被告の初公判が、治療などを経て、9月5日に開かれる予定。
番組では、青葉被告の主治医を務めた鳥取大学医学部附属病院・上田敬博教授らに密着した。上田教授は「絶命させたら遺族や被害者を落胆させてしまうと気負いがあった」と当時の心境を振り返り、裁判への思いを語る。医療チームの苦悩の道のりも明らかになる。
一方、新全国犯罪被害者の会「新あすの会」の岡本真寿美さんは、「京アニ事件は他人事ではない」と言う。岡本さんは29年前に職場に乗り込んできた男にガソリンをかけられ放火され、全身の9割にやけどを負った。
罪を償わないまま加害者が死亡し、治療費の請求に苦しむ岡本さんは「なぜ被害者が重い負担を強いられるのか…」と訴える。被告を裁判に向かわせる上田教授ら医療チームと、被害者の補償制度を整えようとする岡本さんの取材から、加害者・被害者にまつわる日本の課題を考える。
■ナレーション:伊藤淳史、ディレクター:原佑輔(報道センター)、カメラマン:工藤雄矢(報道映像部)、編集:野上隆司(報道映像部)、プロデューサー:宮田輝美(報道センター)、チーフプロデューサー:柴谷真理子(報道センター)。※敬称略
2019年7月18日、京都府伏見区の「京都アニメーション」の第1スタジオが白昼にガソリンをまかれて放火され、36人が犠牲になった。自身も全身にやけどを負った青葉真司被告の初公判が、治療などを経て、9月5日に開かれる予定。
番組では、青葉被告の主治医を務めた鳥取大学医学部附属病院・上田敬博教授らに密着した。上田教授は「絶命させたら遺族や被害者を落胆させてしまうと気負いがあった」と当時の心境を振り返り、裁判への思いを語る。医療チームの苦悩の道のりも明らかになる。
一方、新全国犯罪被害者の会「新あすの会」の岡本真寿美さんは、「京アニ事件は他人事ではない」と言う。岡本さんは29年前に職場に乗り込んできた男にガソリンをかけられ放火され、全身の9割にやけどを負った。
罪を償わないまま加害者が死亡し、治療費の請求に苦しむ岡本さんは「なぜ被害者が重い負担を強いられるのか…」と訴える。被告を裁判に向かわせる上田教授ら医療チームと、被害者の補償制度を整えようとする岡本さんの取材から、加害者・被害者にまつわる日本の課題を考える。
■ナレーション:伊藤淳史、ディレクター:原佑輔(報道センター)、カメラマン:工藤雄矢(報道映像部)、編集:野上隆司(報道映像部)、プロデューサー:宮田輝美(報道センター)、チーフプロデューサー:柴谷真理子(報道センター)。※敬称略
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2023/08/31