大阪で行われた音楽フェスティバル『MUSIC CIRCUS’23』で出演者のDJ SODAがセクハラ被害を訴え、イベント主催者が不同意わいせつ罪などで観客の男女3人を告発した事件で、男性2人が大阪府警に出頭したことが22日、同府警への取材でわかった。

　同府警によると、出頭したのはアルバイトの男性（20）と大学生の男性（20）で、2人は友人という。21日午後、大阪府内の警察署に出頭した。残る女性1人はまだ特定できていない。

　この2人とされる男性たちが21日、青汁王子こと実業家の三崎優太氏のYouTubeに出演。三崎氏によると、男性が働く会社の社長から三崎氏に「どうしていいか分からない。力を借りられないか」という趣旨のDMがあったそうで、当該の動画では顔を出して出演している。

　スーツ姿で登場した2人は「DJ SODAさまに深く失礼なことをしてしまい、大変申し訳ございませんでした」「今回の件でDJ SODAさまに大変申し訳ないことをしてしまい、すみませんでした」などと謝罪の言葉を並べた。「なぜこのようなことをしたのか」という問いに「テンションが上がってました。僕は昔からDJ SODAさんのことが好きだったんですよ。DJ SODAさんが来るからライブに行って、出てくる前に『今日は宴や』みたいな若いノリでお酒をいっぱい飲んで近づいていってしまった」と明かした。

　話題になったことについて「まず起きたら友達から連絡が来てて、ツイッター（現「X」）に僕とこの子の顔がいっぱいあって『さすがにこれはまずいな』と思った。これ出頭するにも出頭したとてどうしたらいいかも分からへんし、どうしようって悩んでる時に社長さんにお願いした」と経緯を説明。「反省しています、すごく。どうしたらいいかわからないですが、けじめはつけておかないといけないと思うので、世間の皆さまにもご迷惑をお掛けしたのでしっかりお詫び申し上げたいと思います。逃げるつもりはないです」と反省の弁を述べた。

　動画では、三崎氏が付き添い2人が出頭する様子まで収められている。

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