「YouTube」公式サイトの左上に表示されるロゴが16日、変化して話題を集めている。ページが表示された時点では従来ロゴだが、次第に変身するように施されている。

　この事象を発見したユーザーから次々と報告が寄せられた。SNSでは「達筆すぎて読めないわw」「イメチェンすごい」「これからずっと…？」といった声をはじめ、「デスノートじゃん」「V系みたい」「厨ニ病？」など、さまざまな例えであふれた。

　ORICON NEWSが、YouTubeを手がけるGoogle日本法人に話を聞いたところ、「8月16日は、World Calligraphy Dayということで、YouTubeロゴが変更されました」と回答があった。

　“Calligraphy”（カリグラフィー）は日本語で書道を意味する。「カリグラフィーは古くから書かれている筆跡ですが、YouTubeクリエイターは、その芸術の美しさや、書き方を紹介する動画を投稿してくれています」とし、その特集ページへ誘導する狙い。

　変化した「YouTube」ロゴをクリックすると、古代から続く造形芸術の魅力を書道クリエイターたちが伝える「天才の筆遣い」特集が表示される。

　Google担当者は「YouTube トップページに表記されるYouTubeロゴは、なにかの記念日（◯◯の日など）に合わせて不定期に変更されます」とし、今後もユーモアあふれる取り組みに期待を持たせた。