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即興の天才・劇団ひとり、新たなアドリブバラエティー始動 制作方法も前代未聞 共演は真木よう子&門脇麦

 お笑い芸人の劇団ひとり、俳優の真木よう子門脇麦が、DMM TVで11日から配信スタートするバラエティーコンテンツ『横道ドラゴン』に出演する。

11日から配信スタートするDMM TV『横道ドラゴン』

11日から配信スタートするDMM TV『横道ドラゴン』

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 『横道ドラゴン』は、真実に辿り着くためなら非道な捜査も厭(いと)わないアウトロー刑事・反田龍児(劇団ひとり)と、エリート街道を進む敏腕刑事・由良歩(真木)、橘陶子(門脇)がそれぞれ龍児のバディとなって事件の解決に挑むクライム・サスペンスストーリー。

 しかし、各話に用意された捜査シーンは台本一切なしの全アドリブ進行。メインキャストの3人は、相手役が誰なのかすら知らされないまま本番に挑み、犯人が誰になるかも現場任せというまさに一発勝負のアドリブ・バトルロワイヤルに挑戦する。誰もが予想できない展開を巻き起こす即興の天才・劇団ひとりのアドリブワールドに真木&門脇はついていけるのか。

 番組は、『有吉の壁』『マツコ会議』など数多くのヒット番組を手がけてきた橋本和明氏が企画・総合演出、さらに映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』の日本語版台本で高い評価を受け、映画『サマータイムマシン・ブルース』『リバー、流れないでよ』など数々の名作を生み出したヨーロッパ企画・上田誠氏が脚本を担当する。

 制作手法も前代未聞で、アドリブで出てきたセリフや要素を盛り込み、脚本家・上田氏が、続きの物語をその場で執筆。1時間後には脚本ブロックを撮影しストーリーを紡いでいくという通常では考えられないスタイルで収録が行われた。劇団ひとりが放つアドリブ名ゼリフは、物語の伏線になるのか。はたまた、ただの脱線なのか。

■劇団ひとり コメント
アドリブを披露する番組は数々やってきたが、アドリブを受けて脚本を書き物語が進むというこの企画性は初めての感覚でワクワクを感じました。撮影前に「とにかくヒリヒリした現場にしたい」とお願いしたところ、結末は全てアドリブ任せ、相手役が誰かすら知らされないまま本番に突入するという緊張感ある環境を徹底して作ってくれました。その分、上手くいった時にその場の全員が一体となる高揚感はすごく心地よかったですし久々に青春を感じる現場でした。アドリブは出演者の人間性が全て出るという意味では、バラエティであると同時にドキュメンタリー。見る方によって面白さが変わる誰も見たことがない作品になることは保証します。

■真木よう子 コメント
仲の良いスタッフさんがいたので、このオファーを受けました。引き受けてから、「後悔先に立たず」の言葉を打ち消すのに必死でしたのを覚えております。そして私は、突散らかしたアドリブもドラゴンとの一夜も何も後悔しておりません。ただ、ただ、観てくださる方が笑えたら是幸なのです。いち、役者としては、スターシップトゥルーパーズみたいな敵と闘う日を待ち望んでいましたが、それはこれからの皆様の反響により、現れる事となりましょう。初日の日の夜、泪で枕を濡らした事はもういい思い出です。それでも私は仲の良い人とのつながりは大事にしていきます。まぁ、なんだかんだ、その様な人間で在りたいと心に決めた作品でした。

■門脇麦 コメント
現場初日に向け送られて来たこれまでのあらすじが想像の100倍カオスで、この世界にいきなり飛び込めるのか私!無理!怖い!など、心の悲鳴が爆発しました。ですが、始まってみると皆様とのセッションがとても楽しく、凄まじい緊張感の中、冷や汗と夏の暑さのダブルパンチで滝のような汗を流しながら、劇団ひとりさんはじめ、皆様のお力を借りながら頑張って撮影をしております。ワイワイ楽しく見てください。お楽しみに!

■橋本和明 コメント
アドリブをつないでサスペンスを作るという企画を思いついても、制作する勇気がなかったのですが、劇団ひとりさんとお会いした時「演者もスタッフもヒリヒリする番組が作りたいんだよ」と言われ、みんなで腹を括れました。撮影中に何度も奇跡が起きて面白くなっていって、そういう奇跡の連鎖でバラエティって成り立っているんだと再確認させてもらえる現場でした。20年バラエティやってきた僕も、見たことない不思議なテイストなので、
たくさんの奇跡を目撃してほしいです。

■上田誠 コメント
脚本家としてあれほどニューロンが火花を散らした体験はありません。目の前でアドリブドラマが展開され、それを受けて30分とかで次の脚本を書き、そこからまたアドリブが行われ。劇団ひとりさんはじめ獰猛なアドリブ獣たちとのセッションはさながら追走劇でした。横道をどこまでも駆け抜けた果てに、我々スタッフとキャストは気づけば一頭の龍でした。そのくらい見たことないものができました。

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