吉本新喜劇の小籔千豊が24日、都内で会見を開き、自身が主宰する音楽と笑いのフェス『KOYABU SONIC 2023』（愛称コヤソニ、9月16日・17日・18日にインテックス大阪4号館・5号館で開催）の第3弾アーティスト・芸人を発表した。

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　18日のオープニングアクトで登場するのが、小籔、千原ジュニア、フットボールアワー（後藤輝基、岩尾望）の「ざっくりYouTube」メンバーから誕生したバンドのバレンシアガとなる。BLANKEY JET CITYの「PUNKY BAD HIP」を歌唱する予定。

　小籔がドラム、ジュニアがエレキギター、後藤がボーカル、岩尾がベースを担当する。意気込みを問われると小籔は「結成した日に解散。再結成はないと巷では言われていたバレンシアガですが、このお3方の気持ちによって、『KOYABU SONIC』で復活することができました」と感謝。ライブは東京で行われた1回だけで、今回が関西初お披露目となる。「大阪、関西の皆さん、またもう1回見たいと思った東京の方々にも見ていただけたら」と呼びかけた。

　ギター未経験だったジュニアは、現在週1回から週2回のペースでレッスンを受けているそう。「めちゃくちゃ難しいです。でもやるしかない」と意気込み。後藤は「以前、1回、200人ぐらいのライブをやった。それぐらいのお客さんしか見れてないですけど、今回は『KOYABU SONIC』で、もっと多いお客さんの前でできるのを非常に楽しみにしています！」とステージを楽しみにしていた。

　ジュニアと同じく未経験者の岩尾は「バンドの初期衝動みたいなものはある。テクニックでは勝てない。バンドが生み出す熱量やグルーブはある」ときっぱり。ジュニアは出演アーティストの新しい学校のリーダーズにかけて「古い学校の番長ズやな」と返して笑いを誘っていた。ただ、演奏には一抹の不安もあるそうで岩尾は「（経験者の後藤と）ツインベース体制になっているかも。（出演者に）プロのベーシストもいっぱいいるんですけど、サポートしてもらわなくてもいいように頑張りたいと思います！」と語っていた。

　『コヤソニ』は、ロックバンド・ジェニーハイのドラマーとしても活動する小籔の人脈を生かした豪華アーティストとお笑い芸人がフェスに集う人気イベント。2008年にスタート以来人気を集めてきたが、コロナ禍により中止を余儀なくされていたが、今年は4年ぶりに復活する。

　発表された第3弾アーティストは、あの、ペリー・キー、川畑泰史で、第3弾芸人は、金属バット、そいつどいつ、川畑泰史となる。さらに、フォートナイトエリアも発表され、川畑泰史を筆頭に豪華な配信者が参加する。

　会見には川畑も参加し、アンバサダーを務めるエルフ・荒川が司会を務めた。