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工藤遥、映画『仮面ライダーギーツ』で『ルパパト』以来の東映特撮 変身願望ナシ「珍しいかもしれないですけど」

 2大ヒーローによる2本立ての映画『仮面ライダーギーツ 4人のエースと黒狐』映画『王様戦隊キングオージャー アドベンチャー・ヘブン』が28日に公開される。本作のゲストキャストとして未来人・メロを演じるのは工藤遥(23)。『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』でルパンイエロー/早見初美花を演じ、東映特撮ファンにとってはおなじみの工藤が仮面ライダーに出演する。ORICON NEWSでは、工藤に動画インタビューを実施。本作では変身をしないが、変身願望について、『ルパパト』メンバーの反応など、さまざま聞いた。

映画「仮面ライダーギーツ 4人のエースと黒狐」「王様戦隊キングオージャー アドベンチャー・ヘブン」に出演する工藤遥 (C)ORICON NewS inc.

映画「仮面ライダーギーツ 4人のエースと黒狐」「王様戦隊キングオージャー アドベンチャー・ヘブン」に出演する工藤遥 (C)ORICON NewS inc.

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■相棒のメラ役はチョコプラ長田 ちょっかい出す役も「一瞬で関係性を」

 『仮面ライダーギーツ』(毎週日曜 前9:00、テレビ朝日系)は、優勝者に理想の世界をかなえる権利が与えられるゲーム「デザイアグランプリ」を舞台に命を懸けた戦いに身を投じる仮面ライダーたちの姿を描く。創世の力を手に入れ、「誰もが幸せになれる世界」の実現を目指す浮世英寿を中心に、各キャラクターの思惑が絡み合う展開を迎えている。映画では、刺激的で緊張感あふれるテレビシリーズの雰囲気とは一変。未だかつてないワクワクの大冒険が始まる。

 未来人・メラ&メロが始めた「世界滅亡ゲーム」によって、世界は4つに分断され、英寿も世界と一緒に4人に分裂?英寿と世界の危機に、仮面ライダータイクーン、ナーゴ、バッファ、ケイロウ、ロポ、パンクジャックも駆けつけるが、その前に立ちはだかるのは史上最強のプレイヤー・X(クロス)ギ―ツ。英寿、そして世界の運命はいかに。

――どんな物語になっていますか?
【工藤】『仮面ライダーギーツ』のレギュラーキャストの皆さんにとっては集大成の作品。今までやってきたこと、成長してきた1年間の姿をファンの方にお届けできるのではないかと思います。内容的には、すごくポップでキャッチーな場面が多いです。親子で笑って楽しんでいただける作品になっていると思います。

――メラ役のチョコレートプラネット長田庄平さんとのシーンが多かったと思います。
【工藤】長田さんは職人気質な印象だと、共演して感じました。お芝居の場面では、お互い遠慮せずにメラとメロの関係性を出せましたね。基本的にメロがメラのことを追いかける設定。私が容赦なく、長田さんの周りをチョロチョロしたり、ベタベタしたりしても動じずにお芝居をし続けてくださったので、一瞬で関係性が築けました。

――映画の見どころは、タイトルにもある“4人のエース”です。
【工藤】いろんな英寿が出てきます(笑)。カッコよくて、みんなが憧れる英寿も出てきますし、ニチアサ特有のふざけた面白さがあったり(笑)。私の印象ですけど、『仮面ライダーギーツ』の皆さんはスマートでシュッとしていて、熱いというよりも冷静なタイプに見えていました。今回の映画の中では、心を燃やした熱い部分が見えました。お気に入りはオカリナの英寿ですね。誰がオカリナのアイデアを出したんですかね(笑)。絶妙なチョイスだなと。オカリナというあまりなじみのない楽器と簡くんを、1年間見てきたスタッフの皆さんが組み合わせたら面白いんだろうなと想像しちゃいますよね。本番では、アドリブでいろいろ言っちゃいました(笑)。映画館でクスクスと笑っていただけたら。

■スーパー戦隊作品と仮面ライダー作品の違いは? 『ギーツ』の推し仮面ライダーも明かす

映画「仮面ライダーギーツ 4人のエースと黒狐」「王様戦隊キングオージャー アドベンチャー・ヘブン」に出演する工藤遥 (C)ORICON NewS inc.

映画「仮面ライダーギーツ 4人のエースと黒狐」「王様戦隊キングオージャー アドベンチャー・ヘブン」に出演する工藤遥 (C)ORICON NewS inc.

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――特撮作品に戻ってきました。久しぶりの特撮の現場はいかがでしたか?
【工藤】スーパー戦隊と仮面ライダーは似ているように見えて全く違うなと思いました。撮影の方法や空気感もです。でも、中澤祥次郎監督をはじめ、なじみのあるスタッフさんがいっぱいいらっしゃったので、どこか実家に帰るような雰囲気というか、戻ってきたなという感じでした。

――中澤監督とは、どんなお話を。
【工藤】最初にお話をいただいた時に、「メロは、こういうキャラクターで」と伺っていました。ただ、私がメロを演じるイメージはどこから来たんだろう、と少し疑問だったんです。でも、その後に中澤監督だと聞いて、点と点が一気に線でつながりました(笑)。5年前のスーパー戦隊での関係値もありますし、中澤監督はキャラクターをしっかり作ってくださる監督。何を求められているのかが、すぐに理解できたので、あうんの呼吸で進みました。すごく密に細かく話したというより「もう少し、この要素がほしい」とプラスアルファで提案してくださる感じでした。

――スーパー戦隊と仮面ライダーの1番の違いは?
【工藤】この作品では怪人らしい怪人がいなかったことです。同じフォルムの仮面ライダー同士が戦っているのがスーパー戦隊出身の立場から見ると新鮮でした。こんなに違うんだなと感じましたね。あとは仮面ライダーの変身ベルトはやっぱりカッコいいなと思いました。

――本作では仮面ライダーに変身しませんでした。仮面ライダーへの変身願望は?
【工藤】逆に変身せずに、変身後の仮面ライダーギーツや仮面ライダーXギーツと一緒にいることができました。『ルパパト』の時は私も変身していたので、変身後の方たちと一緒にお芝居することがなかったので、それが新鮮でした。思っていたよりも変身後はゴツかったですね。戦っているところにメロが邪魔しに行くんですけど、意外と怖かったです。「こんなに大きいんだ」と。変身しない面白さを体験させていただきました。珍しいかもしれないですけど変身しないでよかったかも、と思いましたね。

――『仮面ライダーギーツ』は多数の仮面ライダーが出演します。推しの仮面ライダーはいますか?その理由も合わせて教えてください。
【工藤】仮面ライダーパンクジャックです。パンクジャックだけ、すごく季節感があるじゃないですか(笑)。登場したタイミングがハロウィンで、まさか通年ハロウィンで行くなんて(笑)。そういうところが憎めないですよね。大人になって感じるニチアサの面白さを1番漂わせているキャラクターだと思います。彼1人だけハロウィンというのがツボです(笑)。

――好きな仮面ライダー作品はありますか?
【工藤】1番最初に見たのは『仮面ライダー555』だと思います。幼稚園のバッグに『仮面ライダー555』のキーホルダーをつけていたのを覚えています。ただ、あまりにも小さくて当時の記憶は鮮明ではないですね。しっかり記憶に残っているのは『仮面ライダー電王』です。AAAさんの主題歌は今でも聞くほど大好きです。『仮面ライダーリバイス』も見てました。ニコイチのバディものが好きなんです。一輝とバイスの掛け合いはかわいいなと見ていました。キャストも仲が良さそうで楽しそうだなって。仲の良い雰囲気が画面から伝わってきました。『仮面ライダーギーツ』は、皆さん大人に見えます。本人たちに会ったから、というのもあるかもしれませんが…。大人っぽくてシャープなのに本人たちはやんちゃでかわいらしい部分がある。それが、それぞれのキャラクターににじみ出るのが愛される理由なんだろうなと思います。あとは仮面ライダーバッファ/吾妻道長役の杢代和人くんが18歳(撮影当時)で私が会ったキャストの中では1番若かったです。最年少がしっかりしているなと思いました(笑)。特撮作品に入ると末っ子はしっかりしますね(笑)。

――それは、ご自身の経験も踏まえて(笑)。
【工藤】そうでしたね(笑)。18歳の2人(工藤とルパンレッド/夜野魁利役の伊藤あさひ)で頑張ってました!(笑)

――そんな『ルパパト』メンバーに仮面ライダー作品出演の報告は?
【工藤】しました!みんな何役で出るのか確認してくるんですよね(笑)。ルパンイエローに関係なく、敵役で出る、と伝えました。そうなると、私たちがお世話になったスタッフの方々は、まだ現場にいらっしゃるのかとか懐かしい話になります。1年間、一緒に過ごした仲なので家族に報告するような感じでした。

――最後にファンにメッセージをお願いします。
【工藤】今回の夏映画は『仮面ライダーギーツ』の皆さんにとって集大成。たくさん出てきた伏線だとか、キャラクターたちのいいところを詰め込んだ作品になっています。私が演じているメロという女の子はポップでやんちゃで小悪魔的なキャラクターです。ぜひ、劇場でメロにメロメロになってください!私と長田さんが演じるメラメロはあくまで敵ではありますが、ヴィランたちにも注目して作品まるごと愛していただけたらと思います!

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