俳優の早乙女太一と早乙女友貴が20日、都内で行われた2023年劇団☆新感線 43周年興行・秋公演 いのうえ歌舞伎『天號星』製作発表に登壇した。 今作は同劇団による最新作で、江戸時代を舞台に、“入れ替わり”してしまった裏稼業に生きる人々による本格バトル時代劇。すっかり常連となった二人だが、主演の古田新太との兄弟共演は初ということで、友貴は「念願の古田さんと早乙女兄弟で演らせてもらえるのでうれしかった」と笑顔をみせた。 殺陣が劇中の大きな見どころとなるが兄弟で戦うシーンでは、太一は「弟の場合はあたってもいいと思ってやってる」と言い切り、友貴も「僕も同じなんですけどめちゃくちゃあててくる。兄弟なので遠慮ない」と苦笑。 さらに「ほかの方と演るときは、ケガをさせてしまったらダメなので、兄貴とやるときはあたってもいい距離感。本当にあたるけどそれでもいいや。と思うので、なにも考えないでやってる」とする友貴に、太一も「あとは考えなくても呼吸感がわかったり。そういったところは特別な感じはあります」と、ほかの演者との違いを明かしていた。
2023/07/20