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椛島光、『仮面ライダーリバイス』後初のレギュラー出演ドラマ「考える力が身についた」 『なれの果ての僕ら』で久しぶりの制服

 テレビ東京ドラマチューズ!『なれの果ての僕ら』(毎週火曜 深0:30)に小山内彩役で出演している椛島光(27)。『仮面ライダーリバイス』にアギレラ/夏木花/仮面ライダーアギレラ役で出演し、人気を得たが、本作はそんな『リバイス』後初のレギュラー出演ドラマとなる。そんな椛島に『なれの果ての僕ら』でのポイントや役について語ってもらった。

テレビ東京ドラマチューズ『なれの果ての僕ら』に出演する椛島光 (C)ORICON NewS inc.

テレビ東京ドラマチューズ『なれの果ての僕ら』に出演する椛島光 (C)ORICON NewS inc.

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■小山内彩のイメージは? 役作りの裏側も明かす

 原作は、『週刊少年マガジン』で連載後「マガジンポケット」にて配信された内海八重氏による同名作。極限状態の中で変貌していく人間の狂気を描いたサスペンス漫画で、同窓会に参加したクラスメイトの壮絶な監禁劇が「続きが気になる」と話題を呼んだ。

 同窓会のために母校に集まった主人公・真田透(愛称:ネズ/井上)ら四ノ塚小学校元6年2組の23人は、3日間監禁され、13人死亡するという大事件に巻き込まれた。監禁を実行する首謀者である同じく四ノ塚小学校元6年2組の生徒・夢崎みきお(犬飼)の目的は、命の危機という極限状態で、人間の「善性」がどれほど保てるのかを試すことだった。誰が誰を裏切り、誰が誰を殺すことになるのか。乱れる秩序の中で、人が取る行動とは、復讐、いじめ、裏切り、暴露など予測不能な展開が続く衝撃のサスペンスとなっている。

――『なれの果ての僕ら』は、どんな物語になっていますか?
【椛島】この作品は、人間の善性がテーマです。極限に追い詰められても人間は善性を保てるのか、という実験的なところがメインになっている作品です。

――演じる小山内彩は、どんなキャラクターですか?
【椛島】小山内はキャピキャピとした今どきの女子。表面は、そうなんですけど内面的な部分は他人の意見に流されちゃうようなところがあって、ちょっと弱いところもあります。

――かなりスリリングな作品です。原作にあった小山内の指折りシーンも話題となりそうですが…。
【椛島】序盤から人が死んでいきます。すごく衝撃的です。小山内としても指を折られるシーンは山場のシーン。そこは自分もプレッシャーがありながら撮影したところです。痛々しいシーンにはなっているな、と…。

――小山内というキャラクターの印象は?
【椛島】オファーを受けて、原作の漫画を読んだ感想は自分と正反対の性格だなって思いました。私は結構、自分の意見を芯にして周りの意見を取り入れる性格。小山内は芯がなくて他人任せというキャラクター。どういう気持ちなのかを理解するのが難しいなと思いました。

――役を表現するためにやったことはありますか?
【椛島】あまり考えないように。できるだけ頭の中を空にして撮影するようにしました。私自身は「これは、こうした方がいいんじゃないか?」と考えちゃうタイプ。小山内は、その場の空気みたいなところで動く。そのギャップをなるべくなくすようにするために空にしました。

■井上瑞稀や犬飼貴丈の印象は? 「懐かしささえ感じないぐらい久しぶり」の制服満喫

テレビ東京ドラマチューズ『なれの果ての僕ら』に出演する椛島光 (C)ORICON NewS inc.

テレビ東京ドラマチューズ『なれの果ての僕ら』に出演する椛島光 (C)ORICON NewS inc.

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――作品の内容は悲惨ですが、同世代のキャストが勢ぞろいした撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?
【椛島】作品の内容とは全然違って和気あいあいとした現場でした(笑)。撮影場所が廃校だったこともあって、撮影に行く時は学校に行っているような感覚というか。控え室も学校によくあるイスや机で、何個かはくっつけて置いてあったりもして、給食みたいな感じでわいわいしました。学生時代を思い出すぐらい一丸となって取り組んでいたような感じでしたね。小山内は特に衣装が制服なので、学園感を満喫しました(笑)。

――制服を着たのは久しぶりですか?
【椛島】高校生以来なので10年ぶりぐらいです。懐かしささえ感じないぐらい久しぶりです(笑)。「大丈夫かな?」っていう不安はありました。ファンの皆さんからの「いけてるよ!」で安心しました(笑)。

――特に仲良くなったキャストはいますか?
【椛島】月岡小紅役の吉田伶香ちゃんとは仲良くなりました。現場で話すようになってから、小山内と月岡さんとのシーンが増えて、ちょっとリンクしているなって勝手に感じました(笑)。

――主演の井上瑞稀さんの印象は?井上さんは自ら「コミュニケーション能力が皆無」とおっしゃるほどですが。
【椛島】役柄的に、あまり接点はなかったんですが、お芝居を見ていると、すごく真っすぐなお芝居をされていて、ネズっぽいなと思いました。人見知りなのは感じました(笑)。でも、みんなと仲良くなっていました!

――犬飼貴丈さんは?
【椛島】みきおの狂気がある感じがマッチしていました。小山内は、みきおに「お前みたいな人間が1番嫌いだ」と言われるシーンがある。そこで追い詰められるんですが、すごく怖くて…。リアルなお芝居ができたと思います。

――本作が『仮面ライダーリバイス』後初のレギュラー出演ドラマとなります。『仮面ライダー』作品は1年間、役に向き合います。椛島さんは、悪の女王であるアギレラから始まり、夏木花となり、仮面ライダーアギレラにも変身する変化のある役でした。今、役に立っていることはありますか?
【椛島】1年間を通して「今、この子はどういうことを考えて、どういう思いで、この行動を取っているのか」という考える作業で、その考える力が身についたと思います。そこは今の現場にも生かされていると思います。今回は撮影が1ヶ月でしたが、小山内も小山内なりに変化がある役。その変化を理解して掴めるようになったのは、『リバイス』での経験があったからこそだなと思います。

――本作は犬飼さん、紺野彩夏さん、工藤遥さんなど仮面ライダーやスーパー戦隊に出演経験がある俳優さんが多くいます。共通点を感じたことはありますか
【椛島】休憩中に、お話しました。「あのスタッフさん知ってる?」とか「あのスタッフさん、まだいるんだ!」とか。犬飼さんとは特にしました。

――芸名の椛島光は、夏木花と共通する文字がありますが。
【椛島】そこは考えていなくて、たまたまなんです。結びついていたので、縁があるなと感じています。

――役について監督と話したことは?
【椛島】小山内は、衝撃的なことがあったら、そのまま受け取るタイプの子。そこの表現について「いっぱい感情を出していいよ」と言われました。ほかの役と比べたら大きめに表現した部分でもあります。

――最後に作品の見どころを教えてください。
【椛島】この作品は人間の本当の部分を見せてくれる作品。普段はわからないような人間の考え方や感じ方、関係性があらわになる。みんな、それぞれの変化にも注目していただきたいです。小山内は、指折りのシーンが最初の重要なシーン。私も体当たりで今の自分ができる最大限でぶつかったシーンなので、ぜひ見ていただけたらうれしいです!

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