お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳が11日、東京・渋谷のヨシモト∞ホールで行われた、丸亀城名誉大使の委嘱式に出席した。式典後には報道陣の取材にも応え、大使としての意気込みなどを語った。

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　淳は今年5月4日に香川・丸亀市で開催された『第74回丸亀お城まつり』に出演。丸亀城の天守や石垣などについて熱く語っていたことがきっかけとなり、この日名誉大使に就任する運びとなった。

　淳は、自身のオンラインサロン「田村淳の大人の小学校」のメンバーとともに甲冑姿で登場。式典では丸亀城の魅力について熱弁を振るったが、記者から丸亀市の魅力を聞かれると、「トークイベントをやったときは炎天下だったんですが、僕が結構ディープな話をしていても、3000人くらいの方が最後まで残ってくれた。丸亀城愛をすごく持っていらっしゃるし、街のシンボルになっていることをすごく自覚されているなと感じました」と伝えた。

　自身が城好きになったのは「家族旅行で熊本へ行ったときに、熊本城へ行っこと」がきっかけだといい、「案内してくれるボランティアのおじちゃんの説明がすごく面白かったんです。そこから『自分ももっと知識を深めたい』『僕もあのおじちゃんみたいに伝えていきたい』と思うようになったんです」と目を輝かせる。

　現在は4ヶ所の城大使を担っている淳。「城そのものを好きになってもらいたい。そうすれば、好きになった人は自ずと全国を回るようになるので。だから、いろいろな城の大使になりたいんです」といい、「リアル『信長の野望』をやっている気分。きょうは丸亀城を落としました」と笑顔を見せた。

　将来は娘たちとも城巡りをしたいといい、「今あまり思いを伝えすぎると引いてしまうので、まずは『アナと雪の女王』を観せて、ちょっとずつこっちに引き込んでいる」と笑う。「今はこらえどき。いつか全力で城の魅力を語りたい」と父としての“野望”も口にした。