お笑いコンビ・千原兄弟の千原ジュニアが7月7日、大宮ラクーン劇場9周年を記念して開催された『大宮セブンフェス』の4公演目『千原ジュニア1日大宮セブン in 大宮〜ふんどし来襲〜』にゲストとして登場した。昨年8月に開催された大型お笑いフェス『LIVE STAND 22-23』での企画『千原ジュニア１日大宮セブン』から1年。ついに、ジュニアが大宮劇場に初上陸し、大宮セブンメンバーと再戦を果たした。

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　マヂカルラブリー（野田クリスタル、村上）、囲碁将棋（文田大介、根建太一）、GAG（SJ、福井俊太郎、ひろゆき）、すゑひろがりず（南條庄助、三島達矢）、タモンズ（大波康平、安部浩章）、ジェラードンのアタック西本、かみちぃという大宮セブンメンバーは、大宮劇場9年目にして初めての出演となったジュニアの登場に大喜び。根建は「ここの床にジュニアさんのDNAが落ちるってことは光栄なこと」とうれしげだった。

　昨年に続き、今回もジュニアを交えた白組・紅組2つのチームに分かれて“大宮セブンチームバトル”で対決。「みんなのノリとかパターンとか知らんから、全然違うことやってたら…。教えてな？」と弱気なジュニアだが、ここぞというところでのお笑い力はやはり最強。「真剣に挑戦！本気で答えをそろえましょう」というチーム全員で答えをそろえるゲームでは「二文字の便利なもの」というお題が。「くつ」（かみちぃ）、「かね」（安部）などさまざまな答えが出る中、最後のジュニアは「兄」と回答。誰ともそろわなかったものの場内は爆笑に包まれた。ジュニアならではのうまい答えに、文田も「この答えありきでお題出させてません？」と八百長を疑うほどだった。

　さらに白熱の戦いを見せたのは、赤いテープを張り巡らし赤外線レーザーのセキュリティをかいくぐるシーンを再現する「ルパンとかで見るやつバトル」。敵チームが、2本の棒の間にテープを縦横無尽に貼っていき次第に狭くなるテープの間を、チームメイトの手を借りながらくぐっていく…というゲーム。このゲームで有利なのはやせ型のメンバー。幅が狭くなるにつれて福井やSJが活躍。そして、ジュニアもくぐるメンツとして駆り出されることになる。しかも、テープに引っかからないように服を脱いだSJに続き、流れるようなさりげない野田の勧めでジュニアも脱ぐことに。昨年のステージで、パンツではなくふんどしを着用していることが明らかになり屋号“ふんどし”と名付けられたジュニアだが、今回もやはりズボンを脱ぐとふんどしがなびいており、場内は拍手喝采。試行錯誤しつつ、最終的には手押し車状態で巧みにくぐって見事に成功させていた。

　ラストの「オラに元気を分けてくれ！元気玉バトル」は、白組と紅組から1人ずつが前に立ち“元気を分けて”とアピール、観客がスマホからQRコードで“元気を分けてあげたい”方に投票する、というゲーム。白組からは根建、紅組からはジュニアが選ばれ、口々に「元気を分けてくれ」とシャウトする。ジュニアが「みんな、オラとコマンダンテに元気を分けてくれ！」と叫ぶと場内はわき、票もグンとアップ。一方の根建は「貴乃花にすったもんだを分けてくれ！」と叫びますが、ネタが古すぎて票には結びつかず…。根建は次第に前に出てヒートアップしていくが、それに負けじとジュニアは客席降り。観客と握手しまくり票を稼ごうとしますが、それが裏目に出て、観客がスマホを手放してしまいジュニア票は下降。結局、僅差で根建に負けたジュニアは、「さすが“にぎやかし”やね」と、根建の屋号に引っ掛けコメント、潔く負けを認めていた。

　本編終了後、配信ではイベントを終えたばかりのジュニア＋大宮セブンからのコメントも放送。見逃し視聴は9日午後7時30分まで。