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蕨野友也、『ウルトラマンブレーザー』家庭を持つ隊長が主人公などシリーズ異例の設定も自信「『なんだ、これは!』となってほしい」

 俳優の蕨野友也(35)が7月8日の午前9時からテレビ東京系でスタートする新テレビシリーズ『ウルトラマンブレーザー』で主人公のヒルマ ゲントを演じる。ORICON NEWSでは、蕨野に動画インタビューを実施。長く続くウルトラマンシリーズで主演を務める意気込みを聞いた。

新テレビシリーズ『ウルトラマンブレーザー』にヒルマ ゲント役で主演する蕨野友也 (C)ORICON NewS inc.

新テレビシリーズ『ウルトラマンブレーザー』にヒルマ ゲント役で主演する蕨野友也 (C)ORICON NewS inc.

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■新シリーズ『ウルトラマンブレーザー』を熱く語る テーマは「コミュニケーション」

 新テレビシリーズ『ウルトラマンブレーザー』は、地球からはるか遠くの天体「M421」からやってきた、揺るがぬ正義感を持つ新ヒーロー「ウルトラマンブレーザー」が、地球防衛隊が設立した特殊怪獣対応分遣隊「SKaRD(スカード)」の隊長を務める主人公ヒルマ ゲントの、人の命を救うために力を欲する強い心に共鳴して一体化する。ウルトラマンに変身する隊長、そして隊員・上官らが織りなすハートフルなヒューマンドラマを、ウルトラマンシリーズならではの最新特撮技術を通して描くSF作品となる。

――『ウルトラマンブレーザー』主演おめでとうございます。役が決まった時の気持ちからお願いします。
【蕨野】自分がやるとは思っていなかったんですよね。田口清隆監督との対談でもお話をしているんですけど『ウルトラマンブレーザー』との出会い方が運命的な出会い方で。話が来た時に、全てを出し切ろうと思いました。

――『ウルトラマンブレーザー』は、どんな作品になっていますか?
【蕨野】「コミュニケーション」をテーマに掲げています。ただ、「コミュニケーション」がテーマだからといって、“コミュニケーションを取ること”に焦点を当てているのではなくて、コミュニケーションを取るか、取らないかの葛藤。皆さんの日常でも起こり得る葛藤をリアルに盛り込んでいる作品になっています。そういう部分も注目して見ていただけると思います。

――今回は、隊長がウルトラマンに変身します。設定を聞いた感想は?
【蕨野】現場も新しいことにチャレンジすることが多く、最初は緊張していました。何をすれば例年と違ったウルトラマンになるのかはわからなかったんですけど、そこは今まで現場でやられていたスタッフの方たちが引っ張っていってくれました。その力のおかげで、走り切ることができました。

――また、ヒルマ ゲントは同い年の妻と7歳の息子を持つ一家の父です。シリーズの主人公としては初めての設定となりました。
【蕨野】個人的なことですけど、僕自身も結婚をしたことを、『ウルトラマンブレーザー』主演とあわせて発表させていただきました。夫婦間のやり取りだったり、家庭の雰囲気が出ていればいいなと思います。

――前後しましたが、結婚おめでとうございます。結婚されたことで役作りに、いい影響がありましたでしょうか?
【蕨野】それこそ、今回のテーマの“コミュニケーション”での変化かもしれません。一人暮らしのころだったら1人で考えて、現場で共演者や監督とお話をすることで完結していたのですが、結婚してからは当然ですが家に帰ったら、もう1人いて自然と会話をする。より自分らしくいられる時間ができているかもしれません。演技の面でもヒルマ家に帰った時に、ゲントがゲントらしい姿を家族3人の関係性の中で出せるといいなと思って現場で取り組んでいました。

――ウルトラマンブレーザーの姿を見た感想はいかがですか?
【蕨野】現場で遠巻きに見ていたんですけど、ものすごくカッコいいなと思いました。ウルトラマンブレーザーを初めて見た時は、素直に感動しました。でも、その時演じていたゲントはまだウルトラマンと距離感があったので、あえて自分から近づくことはしなかったです。

――怪獣型の主力巨大メカ「アースガロン」も話題です。
【蕨野】アースガロンを使って怪獣をやっつけろと、上司が指令を出してきます。あくまで僕たちの任務はアースガロンを使って現出する怪獣に、どう立ち向かうか。相手にも弱点があるはずだから、それをエミ(搗宮姫奈)に調べさせる。チームワークも一種のコミュニケーションですよね。フォルムの話で言うと、アースガロンもカッコいい。そのアースガロンを駆使して、僕たちがどう怪獣と戦うのかも描かれています。

――第1話の冒頭は、とてつもなくカッコいいシーンから始まります。映像を見ていかがでしたか?
【蕨野】あれは大変だったんですよ(笑)。僕たちは、できあがったもので「お〜」となりますけど、実際に撮影をしている時は想像はできるけど、実際にどこを飛んで、どれぐらいの風の強さかなどは確認できない。スタッフの方たちがプロなので、どれぐらいの風を当てれば上空何万メートルから飛び降りている感じになるかは再現されている。プロがスタジオに集合してできあがった1話の映像を見た時に「これは、今までにないウルトラマンになっているんじゃないか」とちょっと思いました。7月8日にオンエアされた時に、どういうリアクションが返ってくるか楽しみです。

――田口清隆監督とは、どんなお話を。
【蕨野】初代の『ウルトラマン』が好きで、シンプルでカッコよくて強いウルトラマンを目指す案もあったけど『シン・ウルトラマン』が公開されて王道の自分の好みの作品が出てきた。それであれば、『ウルトラマンブレーザー』ではチャレンジしてみてもよいのではと思い、惑星もM78星雲ではなく、別の惑星にして、設定も少し変えたと聞きました。結果的にできあがったウルトラマンブレーザーのフォルムはとても好きです。フォルムは一つひとつに意味があるんです。それは、また別の機会で(笑)。

――ヒルマ ゲントを演じてみて自身と似ている部分は?
【蕨野】ほぼ、地なんです(笑)。全く一緒というわけではないんですけど…。僕自身演じていて違和感もない。ゲントってこう思ってるんじゃないかな、と日常生活から感じるようにしていて、違和感なくゲントとして撮影期間はいれたのかなと思います。

■変身ポーズをカッコよくキメるためのポイントも 変身アイテムトークも

新テレビシリーズ『ウルトラマンブレーザー』ティザービジュアル(C)円谷プロ (C)ウルトラマンブレーザー製作委員会・テレビ東京

新テレビシリーズ『ウルトラマンブレーザー』ティザービジュアル(C)円谷プロ (C)ウルトラマンブレーザー製作委員会・テレビ東京

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――主演として歴史あるシリーズの作品を引っ張ることについての重圧は?
【蕨野】あると思います。でも、SKaRDの隊員全員が集まった時、テーマがコミュニケーションなので、お互いのことを知らない状況から「この人たちとコミュニケーションを取ることを優先しよう」と思ったんです。撮影の区切りの度に、何週間に1回か、お互いにどう思っているのか、という食事会を開いたんです。お互いを知れば知るほど、相手を思いやる気持ちが出てくる。その時に「主演とか隊長だからと思わなくていい。俺が求めているのは、みんながそのままでいてくれること。『ウルトラマンブレーザー』という作品を面白くするために上下関係はいらない。思っている意見を言い合おう」と行ったんです。それを自分から提案したんですけど、SKaRDらしくていいなって思ったんです。それで結果的に走り抜けることができたんじゃないかと思います。

――以前も別の特撮作品に出演されています。ウルトラマンシリーズならではだなと感じたことはありますか?
【蕨野】違いは1作品につき、ヒーローが1体しか出てこないことです。過去作品では別のウルトラマンが助けに来てくれたりしましたが、現段階では『ウルトラマンブレーザー』はウルトラマンブレーザーのみで助っ人は人間が作ったアースガロン。何より50メートル級の怪獣が現れて、同じサイズのウルトラマンが戦う。これは、ほかの作品にない違いだなと思います。

――変身ポーズを小さい子どもたちがまねをすると思います。カッコよくできるポイントを教えてください。
【蕨野】友だちやお父さん、お母さんと変身ごっこをするなら、怪獣を倒そうと強く思う心があれば。そうすれば変身ポーズがどうであれカッコいいと思います。

――ちなみに変身アイテムであるブレーザーブレスは発光ギミックが、あのベルトに似ていると話題になりましたが…。
【蕨野】そうだ!あの時も左腕に付けてましたね。同じような感じか。みんな、よく見てますね。

――エンジンもスタートしそうです(笑)。
【蕨野】完全に他番組じゃないですか(笑)!でも、回転して、いろんな音が出てくると子どもたちも楽しめると思います。

――最後に『ウルトラマンブレーザー』の魅力をお願いします。
【蕨野】ウルトラマンシリーズを長く見続けた方たちが『ウルトラマンブレーザー』を見た時に「なんだ、これは!」となってほしい。今回、さまざまなテーマがあって、受け入れてもらえるか心配なところもあります。時にコミカルに、時に泣けるところもありますが、まずは第1話の放送をご覧になった方が、いい意味で「この『ウルトラマンブレーザー』ってヤバくないか。面白いぞ。今まで見たことないかも」と何回もリピートで見てもらえる番組だと思っています。1人で30回ぐらい見ているので。「今回のウルトラマン、面白いぞ」と話題になっているのは間違いないと思います。そこは僕たちも自信を持ってお届けするために頑張ってきました。乞うご期待!

■『ウルトラマンブレーザー』あらすじ
 世界的な怪獣災害の発生を受けて、世界各国は、地球の内外から攻めてくる怪獣や地球外生命体に対処するべく、1966年に地球防衛隊「GGF(Global Guardian Force)」を設立していた。

 自然破壊や温暖化が急激に進む現在。ある夜、宇宙甲殻怪獣バザンガが出現。地球防衛隊の掃討作戦は難航し、ヒルマ ゲントが率いる特殊部隊が絶体絶命の危機に陥る。その時、まばゆい光とともに謎の巨人が降臨。何十年も前から宇宙飛行士たちの間でうわさされていた未確認大型宇宙人、コードネーム「ウルトラマン」だ。

 その後、司令部に呼び出されたゲントは突如、ある任務を言い渡される。それは、密かに組織されていた、特殊怪獣対応分遣隊「SKaRD(Special Kaiju Reaction Detachment)」の隊長就任。怪獣型の主力巨大メカ「アースガロン」を駆り怪獣災害に立ち向かう特殊部隊の指揮。それと同時に、バザンガの戦いで出現した「ウルトラマン」が排除すべき敵なのかを調べる任も命ぜられたゲントの脳裏に、遥か遠くの銀河…ブレーザーのまばゆい光の記憶がきらめく。

 「俺が行く」。ウルトラマンブレーザーの光に包まれたゲント隊長は今、組織されたばかりの「SKaRD」に配属された個性豊かな隊員たちとともに、確かな勇気と揺るがぬ正義を胸とポケットに忍ばせ、怪獣たちとの新たな戦いの日々へと身を投じる!

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