人気グループ・Snow Manの渡辺翔太、SixTONESの森本慎太郎が29日、都内で行われた『DREAM BOYS』（東京・帝国劇場で9月9日から28日まで上演）製作発表に登壇した。2004年の滝沢秀明主演による初演以来、先輩たちによって受け継がれてきた今作で、渡辺は主人公、森本はライバルとなる“チャンプ”役に起用された。会見では、19年から演出を務める堂本光一からのオファーを、ともに一度辞退していたことを明かした。

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　渡辺は「実は、僕は一度お断りをさせていただいて。変な意味ではなくジャニーズの歴史のある舞台でもありますし、帝国劇場という歴史あるみんなが憧れる劇場なのでそこに僕でいいのかな、という不安感があり、僕じゃないんじゃないか。『なにわ男子とかどうですか？』とか言いながらお話していたんですけど…」と苦笑まじりに振り返った。

　一方で、後日、光一から「やっぱり渡辺がいいんだ」と再度アプローチがあったことで「心を打たれた」と感激。また、メンバーの目黒蓮に相談した際に「『渡辺ならできる、やってみたら』というメンバーの声もあってやってみようという決意をした」と後押しによって心境は変化したという。

　すると森本も「実は私も渡辺翔太のように一度お断りをしていまして。僕が、帝国劇場に立つには経験不足。舞台に立ってきた回数はちらほらあるのですが、帝国劇場というステージ立つには実力・経験不足ではないかと『僕ではないんじゃないんでしょうか」と理由を説明し、「『なにわ男子の藤原丈一郎がいいんじゃないか』と僕もなにわ男子を推薦していた」と振り返った。

　だが後日、光一から「渡辺と森本がいいんだよね」と同様にアプローチがあったそうで「僕もメンバーに話したところ『しょっぴー（渡辺）と慎太郎のドリボが見たい』という声をかけてくださって。見たいといってくださる方がいるのであればステージに立ってもいいのかもしれない、と出演させていただくことになりました」と仲間たちの声に感謝していた。

　渡辺は改めて「こうして、すごい先輩たちや仲間たちが演じていると思うと今の時点でもプレッシャーを感じる。やっぱり、先輩のサポートやバックで、立たせていただいた印象がほとんど」としながらも「僕たちがメインを張ることに今はプレッシャーですが、ジュニア時代が長かったのでそれを考えると人生ってなにがあるかわからないワクワク感。過去の自分に『DREAM BOYS』の主役をやるよといってあげたいくらいエモい展開」と背筋を正しながら意気込みをみせていた。