人気ゲームシリーズ『龍が如く』を制作する龍が如くスタジオの『RGG SUMMIT SUMMER 2023龍が如くスタジオ 新作制作発表会』が16日、都内で開かれ、プレイステーション5、プレイステーション4、Xbox Series X|S、Xbox One、Windows、PC（Steam）用ソフト『龍が如く7外伝 名を消した男』（以下『龍が如く7外伝』）の発売日が、11月9日に決定したと発表された。『龍が如く7外伝』は桐生一馬の視点から、『龍が如く6 命の詩。』以降の空白の物語を描く完全新作となる。

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　新作の出演者も解禁。獅子堂康生役で本宮泰風、鶴野裕樹役で山口祥行、赤目役でファーストサマーウイカが出演する。本作の生キャバ嬢オーディションにエントリーしていたウイカは「コロナ禍で初めて『龍が如く』のシリーズをプレイした。『龍が如く7』から入った。人生というか、生きる希望みたいなものを見出した。毎日、『龍が如く』漬け。ラジオでもテレビでも『龍が如く』の話しかしないぐらい新しい世界を開いてくれた。次回作が出ると聞いた時に何が何でも、どんな手を使っても出たいと思ってオーディションを受けた」と明かす。

　龍が如くスタジオの横山昌義代表はオーディションと前後して、赤目のキャストとしてウイカの起用を検討したそう。オーディション時には、ウイカの事務所にオファーを出していたが、ウイカ本人に届いていなかったそうで「すごく恥ずかしかったです…」と照れていた。横山代表は「オーディションの現場で『赤目の役をオファーされてること知ってますか？』って言いたかったけど、言えない（笑）。生キャバ嬢オーディションの方は普通に審査して、キャバ嬢ではないな、と残念な結果に」と裏話を明かして笑いが起きていた。

　最後にウイカは「『7外伝』は『6』と『7』と『8』をつなぐような特別な作品。この作品に関われて、心から感謝し、興奮している」としみじみ。ただ「もしかしたらファンの皆さんから『にわかファンがしゃしゃり出てきよってからに』と、よく思われないかもしれない」と不安を語ると「誠心誠意、赤目というキャラクターを演じさせていただいた。どうか、ファーストサマーウイカのことが嫌いになっても赤目のことは嫌いにならないでください」とAKB48選抜総選挙での前田敦子の名言をオマージュして笑わせた。

■『龍が如く7外伝 名を消した男』あらすじ
　愛する者たちを守るため自分の死を偽装し、人生を捨てた伝説の極道、桐生一馬。今は、かつて日本のフィクサーとして暗躍した「大道寺一派」という組織に身を寄せ、その秘密エージェントのひとりとなって、時折任務を与えられている。大道寺以外の人間にその生存が知られることは決して許されない。二度と日の目を見ることのない飼い殺しの日々。だが、その静寂を破ろうとする存在が桐生のすぐ近くへと迫っていた。

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