人気グループ・Hey! Say! JUMPの高木雄也、歌手・俳優の中山優馬、SixTONESの高地優吾（高地、高木※高＝はしごだか）がこのほど、舞台『星降る夜に出掛けよう』のゲネプロと囲み取材に出席し、意気込みを語った。

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　同舞台はサンテグジュペリ作・河野万里子訳の『星の王子さま』（新潮文庫刊） 、ジョン・パトリック・シャンリィ作・鈴木小百合訳『お月さまへようこそ』（白水社刊）を原作に、美しく、希望を感じる物語を描く。

　砂漠の地やマンハッタン、夜のカフェなど、さまざまな場面で繰り広げられる会話劇に、数々の名曲が加わり、物語の世界へ誘われる。映画『バグダッド・カフェ』の主題歌として名高い「Calling You」をはじめ、井上陽水や安全地帯の楽曲など、主演の3人が思いを込めて歌い上げる。物語の最後、今作のために坂東玉三郎の作詞によって作られた楽曲「星降る夜に」では、3000もの星球（照明）が劇場空間を星降る夜空に変え、3人のハーモニーで魅せる。

　最後はそれぞれがソロ歌唱、ダンスを披露し、3人で安全地帯の「情熱」を熱唱。会場のボルテージが最高潮に達する中、幕を閉じた。

　ゲネプロ終了後、高木は「ゲネプロでは2人とはこれまでのけいこと違う感じでぶつかり合えたなという感覚があります。実は玉三郎さんの衣装をそのままお借りしているんです！僕たちをかっこよくみせようと、細かい部分まで目を配ってくださいました」とコメント。「高地くんのソロ歌唱『The Saga of Jenny』の場面がすごく好きなので、皆さんも注目してみてください！」と呼びかけた。

　中山は「幕が開くことがうれしく、誇らしく思っています。実際に舞台に立って、歴史ある南座のパワーをすごく感じました。ダンスの振りひとつとっても、玉三郎さんのご指導で抜群に良く変わるので、まだまだ次のステージにいけるなと思いました。玉三郎さん作詞の『星降る夜に』で3人そろって登場する瞬間がとても楽しいです」と語った。

　高地は「初めて南座にたちましたが、南座のステージから見る景色が本当にきれいで、この舞台に立てることがうれしいなと感じています。玉三郎さんから王子様の役でマントの扱いを教えていただいたことが印象に残っています。普段マントはつけたことがなかったので、舞台上では指先まで意識したいです。これから3人でもっと高め合って、千穐楽まで駆け抜けたいと思います！」と力を込めた。

　6月12日から21日まで南座、10月2日から28日まで大阪・松竹座にて公演される。