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木梨憲武“創作の瞬間”語る「自分のやりたいものを…」 アーティストとして表現したいもの「基本的には変わらない」

 とんねるず木梨憲武(61)が、7日から25日まで、東京・代官山ヒルサイドフォーラム&エキシビショョンルームで『GOKAN〜5感〜木梨憲武』を開催する。都内にある木梨のアトリエで話を聞くため、訪れると、すでに作業を終えた木梨が「はい、どうも!」と明るく呼びかけた。

『GOKAN〜5感〜木梨憲武』を開催する木梨憲武

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 「木梨憲武展×20years INSPIRATION-瞬間の好奇心」(2014年〜16年/全国8会場)、「木梨憲武展Timing−瞬間の光り−」(18年〜22年/全国20会場)と、2度の全国美術館ツアーで計122万人を動員した木梨憲武展。今回は、感謝からインスピレーションを得た新作のほか、国内では未発表の作品、TBSラジオ『土曜朝6時 木梨の会。』でリスナーから集めたシールを用いて制作した作品も本邦初公開する。

 さらには、美術家・西村陽平氏との出会いから、同氏の代表作と同氏が所蔵するハンディキャップアーティストの作品も同時展示。西村氏主催の造形ワークショップも行われる。

 今回は「触ってもOK」な作品もあるなど、まさに五感をフルに使って堪能できる。「普段の展覧会だと『作品には触らないでください』という風になる中、今回はできるだけそういうことがないようにしようと思いました。もちろん注意書きはしながらも、触ったりする中で壊れちゃったら仕方ない(笑)。それがアートなのかも知れないし。それくらいフリーで形にならないかなという気持ちはあります」。

 さまざまな人から寄せられたシールを使った作品も展示される。「自分だけではできなかったです。インスタでの募集、ラジオのリスナーにシールをもらったものを活用しています。普通だったらシール集めるだけで5年くらいかかりそうなところ、こうやって呼びかけたらすぐに集まって、そこも感謝ですね。これだけシールが集まったので、代官山の会場ごと貼りたかったんですけど、スタッフが厳しい顔をしていたので、それはあきらめて(笑)。シールのジャンルは多岐にわたっていて、お気に入りの洋服のブランド、小学四年生の付録もあったんですが、中には青春時代の20代の頃の、とんねるずのシールを送ってきてくれたり。そこにはチェッカーズ、田原俊(彦)ちゃんがいたり、(松田)聖子ちゃんがいたり。我々もシールになっていたという思い出もあります(笑)」。

 木梨の朝は「日をまたがない時もある(笑)」というほど早い。「基本的には、布団から起きるのは朝の3〜4時。今時の朝4時台は明るいから、いいですよ。逆に冬場は、寒くてヤバいです。でも、やることがあると、あっという間に時間が過ぎて。ハサミだボンドだシールだ…といった道具は、だいたい家とここにあるので、お茶飲みながら作業をしていると、すぐ午前が終わって…という日々を、ここ何年かは過ごしています」。年齢を重ねることによって「表現したいものが変わった?」との質問には「基本的に変わらないですよ。自分のやりたいものだけを、好きなものを。誰もいない時は自分で褒めてますから(笑)。『いいねー!』とか言いながら」と笑わせた。

 そんな木梨の“創作の瞬間”に迫った。「何もタイトルがないところからスタートしたり、そこからタイトルが見えてきたり。逆にタイトルから入ったり。作品を作って『これはいいなー』って自分で喜んで、それから(安田)成美プロデューサーに『できたよー!』と紹介した時の最初のリアクションが薄いと、すぐ違う作品にすることもあります(笑)。『おっかしいな』と言って、最初からやり直すこともありますね。『これはキタ!』というものは、成美プロデューサーも『うわー出た出た!』って言って喜んでくれるので、ここがオーディション会場になっているんです(笑)。この流れは、ずっとそうです」。

【木梨憲武】
1962年、東京生まれ。とんねるずとして活躍する一方、アトリエを持ち画家としても活動している。1994年に「木梨憲太郎」名義で、愛知県名古屋市で開催した初個展『太陽ニコニカ展』から日本国内では9度の個展を開催。開催会場は東京会場でのべ35会場となる。アメリカ・ニューヨーク(2015年)およびイギリス・ロンドン(2018年)での2度の海外個展でも成功を収める。

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