BS日テレ『麗しのガーデン散歩　春らんまん！植物愛いっぱいの2時間スペシャル』が、6月4日に放送される（後7：00）。ゲストに柴田理恵、宮崎美子を迎え、三上真史が案内人を務める。

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　宮崎とは、朝ドラ「らんまん」のモデル牧野富太郎ゆかりの高知県立牧野植物園へ。植物愛にあふれた博士の人生を、ゆかりの植物とともにたどる。宮崎が「一つひとつ違う緑なんですよね？」と向けると、三上が「本当にその通りです！ここの植物園さんは、名前を書いてくれていますね」と声を弾ませながら散策していく。

　入り口では、園長の川原信夫氏が待ち構えており、まずは牧野を知る上で欠かせない植物「ヤマトグサ」を紹介。宮崎が「普通にその辺にあったら、絶対にわからないです」と率直な感想を打ち明ける中、27歳にして日本で初めて学名をつけた牧野だが、ヤマトグサには「日本の草」という意味が込められており、植物分類学の研究が世界に認められた証にもなった。いざ、ガーデン散歩へと繰り出すと、バイカオウレン、ラグラスなどを風に揺られながら眺めていく。三上が「自然を独り占めしていますね。心が研ぎ澄まされます」と思わず漏らすほどの絶景を堪能しながら、園長の案内で植物園を楽しんでいった。

　さらに、高知県の「モネの庭」を訪ね、「睡蓮」をはじめ多くの名画の題材となったモネの庭を完全再現した究極のガーデンの秘密に迫る。庭園管理責任者の川上裕氏の案内で、庭をめぐっていく。「花の庭」では、三上が「野山の色が本当に美しい」と感嘆し、「水の庭」では宮崎が「これですね…睡蓮、まさに！ずっと向こうまで続いているような感じがします」と喜んだ。川上氏の思いに触れ、宮崎は「（モネが暮らしていたフランスと）気候が全然違うところで、これだけのものを維持することが、どれだけ大変なことか。ここまでするんだ、でもこれだけ気持ちよさそうに植物が根付いているのがすごいなと思いました」と語っていた。

　柴田とは、関東の一度は見たい絶景ガーデンを訪問。ガーデニングの状況について、柴田が「最近やっと、ハーブが入り、お花にやっと目が行くようになって、植えているんですよ！」とうれしそうに報告。「奇跡の大藤」あしかがフラワーパークでは、藤の香りに触れ、柴田が「いい匂い！」と顔を近づけた。柴田が「これだけきれいに花を咲かせるって、どれだけ手入れが大変か」と切り出すと、大掛かりな移送劇があったことが明かされる。

　さまざまな藤の美しさに、2人もただただ見とれるばかり。柴田も「花って、やっぱり自然に笑顔になりますよね。すごい力を持っているよね」と感激した様子で話し「植物は手をかけると、こんなに私たちに幸せをくれるんですね」とかみしめるように語っていた。

　「楽しみ・楽しませるガーデン作り」がモットーの個人が営む群馬のバラ園ではおすすめガーデンテクニックも聞く。このほか「秘密のローズガーデン」東京競馬場も訪問。柴田が「馬とバラがつながるとは、びっくりですわ」と驚きの声をあげ、三上もバラを見ながら「絵に描きたくなりますよね」と笑みを浮かべていた。

　また、三上真史の「HOW　TO　ガーデニング」のコーナーでは季節の寄せ植えづくりを紹介。はじめての人でも試してみたくなるテクニックは必見だ。