“一生の友”が出来るとも言われる高校生時代。勉強、恋愛など活動範囲も広がり新しい視界が広がるこの時期に、部活動で“青春時代”をかつて過ごした人も多いはず。そこで「ORICON STYLE」では、今年高校に入学した男女に『新高校生が入部した部活動ランキング』をリサーチ。果たして、今最も人気の部活動とは！？

　1位に輝いたのは、現在プロのアーティストでもこの部活動を経験したことのある人が多い「軽音楽部」。「ポルノグラフィティに憧れて、彼らの様にギターを弾きたかったから」(京都府/女子)や「音楽が好きで、バンド活動をしたかったから」(大阪府/男子)など男性、女性部門で共に1位に輝くなどイマドキの高校生は、音楽志向が強いといえる結果が浮かび上がってきた。

　2位には上野樹里が主演し、一大ブームを巻き起こした映画『スウィングガールズ』などで注目を集めている「吹奏楽部」がランクイン。「中学校時代からやっており、楽器を演奏するのが好きだったから」(北海道/女子)や「トランペットが好きだから」(三重県/男子)など、新たに始めるよりもそれ以前より所属していた部活の延長線上という形で入部したという声が多く届いた。

　3位には、サッカー部がランクイン。「サッカーは、自分にとって活力を与えてくれるから」(愛知県/男子)や「中学校時代からやっていたサッカーが好きだから」(岡山県/女子)など、サッカードイツW杯や、近年の“なでしこジャパン”の活躍を反映して男女共に人気が上昇し、自然な流れで部活動として参加しているという意見が寄せられた。

　そのほか、『新女子高校生が入部した部活動ランキング』では、「茶道部」「合唱部」「美術部」など文化系の部活がそれぞれ3位、8位、9位にランクイン。

　「茶道部」には「将来、役に立ちそうだから」(東京都/女子)や「部活動とアルバイトの両立がしやすいと思ったから」(新潟県/女子)など、実益を兼ねて入部したという意見が寄せられた。

　そして「合唱部」には「中学校時代より続けたかったから」(埼玉県/女子)、「美術部」には「美術系大学に進学したかった」(愛知県/女子)といった声が挙げられた。

　さらに、『新男子〜』では、1位、7位にそれぞれランクインした「軽音楽部」と「吹奏楽部」以外、全て運動部系の部活がランクイン。

　そのなかでも3位には、日本で最もポピュラーなスポーツとも言える「野球部」がランクイン。「イマ、最も熱中して“青春”を感じているから」(北海道/男子)や「小さい頃から野球が好きだったから」(石川県/男子)など、幅広い世代から愛されているスポーツだけあって、その人気は今も不動のもののようだ。

（2006年5月19日〜5月22日、自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員の高校1年生の男女各250人、計500人にインターネット調査したもの）

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