16歳でバンド・ピンキーとキラーズを結成し、歌手生活55周年を迎えた今陽子が21日、東京・BLUES ALLEY JAPAN にて『今陽子 SPECIAL LIVE〜ピンキーとキラーズ・デビュー55周年！』と題したライブを開催。当時の人気ぶりについて、「あまりにも忙しすぎて影武者が4人いた」などとエピソードを披露した。

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　現在71歳の今陽子だが、パワフルな歌唱と音楽への情熱は今も変わらない。デビュー55周年を振り返る同ステージでは、ピンキーとキラーズの代表曲として知られる「恋の季節」、「つめたい雨」、「七色のしあわせ」などを熱唱。また、懐かしのCMソングや名曲の数々をジャズ風にアレンジした場面で、「歌詞を忘れてしまっても、雰囲気でカバーできるからジャズが大好き」と笑いを誘いながら、ジャズ愛を語った。

　また「90歳までステージに立つ」と宣言し、「全国各地のファンに会いに行きたい」と、関西と九州ツアーに向けて力強く意気込みを語った。

　今陽子は先月、周年を記念したボックスCD『ピンキーとキラーズ大全』（キングレコード）を発売。今後は、関西と九州で計6ヵ所のツアーを予定している。