アニメ&ゲーム カテゴリ
ORICON NEWS

『エマ』『乙嫁語り』の漫画家・森薫氏、体調不良で休載へ 子宮筋腫の摘出手術

 『エマ』『乙嫁語り』などの漫画家・森薫氏が、18日までに漫画誌『青騎士』(KADOKAWA)の「note」にメッセージを寄せ、最新号の原稿が一部未完成のまま掲載となったと報告するとともに、体調不良を公表し、子宮筋腫の摘出手術を受けることなどを伝えた。

『青騎士 第13B号』

『青騎士 第13B号』

写真ページを見る

 同誌「note」に17日付で「青騎士13B号掲載『シャーリー・メディスン』について、著者の森薫さんから読者の皆様へ」として掲載されたもの。編集部は「力及ばず、2023年4月発売青騎士13B号掲載の『シャーリー・メディスン』は全38ページのうち、5ページ分に、一部鉛筆画でのコマがあります」と記した。

 森氏は「今回の原稿が一部未完成の状態で載ることになってしまいましたことをお詫びします」と切り出し、「青騎士の他の作家さんたちに対しても失礼な事ですし、責任を感じています」と吐露。そして「もしかしたらお気づきの方もいるかもしれませんが、ここ数回の原稿を満足いくほどに描き切れていません。理由としては体の不調です」と明かした。

 具体的には「2022年の年末あたりから指先にアレルギー性皮膚炎が出て、さらには石灰沈着性関節炎というものも発症し、満足にペンが持てない状況が続いていました。症状があまり良くならない中、今年に入っては可逆性脳血管収縮症候群という急性の頭痛まで出てきてしまいました」という。病院では原因不明とされ、疲労やストレスからとも考えられるが、思いあたらないという。

 その上で「気になったので毎年受けている人間ドックを今年は少し早めに受診したところ、以前より確認していた子宮筋腫がかなり大きくなっていることがわかりました」と説明。「子宮筋腫はありふれた良性腫瘍で、症状が無ければあっても問題はないとされています。子宮筋腫が全ての症状の原因かはわかりません。まったく関係はないかもしれません」としながら、「今後のことも考えて摘出手術をすることになりました」という。「事前のMRIの所見では悪性である可能性は低いだろうとのことです」とも伝えた。

 森氏は「青騎士は隔月誌ですし、月刊誌よりは時間がありますので誌面上ではそれほどお休みしなくても大丈夫かもしれません。とはいえ開腹手術ではありますし、手術後の体調がどうなるか今は分からないことが多いため、様子を見ながら連載に復帰したいと思っています」とし、「連載を楽しみに読んで下っている方には、どうかあまり心配なさらず、少しの間お待ち頂きたいと思っています」と呼びかけた。

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

 を検索