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今井翼、人生は「登山」のよう タイ1600キロを縦断は自分を振り返る機会に「しっかりと歩んでいきたい」

 俳優・タレントの今井翼による、BS日テレの旅番組『今井翼 タイ縦断鉄道の旅』(毎週日曜 後9:00)が16日からスタートする。北はチェンマイから南はサムイ島へ。主に列車を移動手段とし、1600キロを縦断した。旅の中では車窓から移り変わる景色を眺めたり、荘厳な寺を訪れることで「自分自身を振り返る時間もあった」という。そして今井は、これまでの人生を「登山」に例える。

旅番組『今井翼 タイ縦断鉄道の旅』合同取材会に参加した今井翼 (C)ORICON NewS inc.

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■人との出会い、文化との出会い「『ま、いいか』精神を身につけるにはすごいちょうどいい場所」

 「麺類が好きなのでタイ各地の麺を食べたいと、お願いしていました。タイではおやつ感覚で屋台の料理を食べるようで、そこまで麺の量も多くはなく、いろいろ食べさせていただきました。唐辛子はなるべく食べないようにしていたんですけど、つい、かんだらもうびっくりするぐらい辛い(笑)。辛いんだけど、おいしい。食わず嫌いではないですが、実際に現地でタイ料理を食べると、こんなにおいしいんだってたくさんの発見がありました」と穏やかな口調で充実の旅を振り返る。

 タイでは食のほかにも、伝統舞踊を鑑賞したり寝台列車で一夜を過ごしたり、寺を訪問したり水上マーケットでは船の操縦をしていた現地の方の家で食事をごちそうになったり…と文化・人に触れた。

 これまでの数多くの海外を旅してきた今井にとって、ニューヨークは「原点回帰の場所」、ハワイは「自分を開放する場所」で、スペインは「感性を磨く場所」。そしてタイは「異文化交流を楽しむ場所」となった。

 「列車も日本とは違い時間通りには来ない、ある意味『ま、いいか』精神を身につけるにはすごくちょうどいい場所。長い距離を列車で移動して、降りたら、それぞれの町の違いや魅力を感じられたことも特別な経験でした。普段からたまに電車に乗ることはありますが、タイの列車はすごく懐かしい車両で。人生初の寝台列車で休んだりして、これまで経験できないことを、いっぱいさせていただきました」。

 タイの寺では「お願いごと、というより、“感謝をする時間”を過ごせました。自分自身を振り返る時間にもなりました」と貴重な体験も。「食、生活環境、天候、土地によって違いがある中で、人と人が目を合わせてあいさつをするとか、人を重んじる、大切にするっていうところがすばらしいなって思ったし、すごく日本人と通ずるものがあります」と親近感も生まれた。

 そして、自分への土産として屋台で手に入れたのが青色のミサンガ。「タイで占いをしてもらったのですがその際に『ラッキーカラーがブルー』と言われたので。今も足首につけています。占いでは『ずっと会いたかった人に会える』とも。ありがたいことにこういうお仕事をしていると、俳優さんやタレントさんと接触する機会はありますが…誰なんだろう。1番会いたいのはマイケル・ジャクソンです(笑)」と旅の余韻に浸りながら、少年のような瞳で語っていた。

■「歩みを止めることも必要」人生は一歩ずつ着実に

旅番組『今井翼 タイ縦断鉄道の旅』合同取材会に参加した今井翼 (C)ORICON NewS inc.

旅番組『今井翼 タイ縦断鉄道の旅』合同取材会に参加した今井翼 (C)ORICON NewS inc.

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 数々の旅を経験してきた今井にとって自分の人生をたとえるなら。「“何日もかけて山を歩いて頂上まで行く”。もちろんその道程では、誰かがフォローしてくれています。今回の番組でも、この機会がなかったらタイには接点はなかったと思うし、いろんな支えがあって生かされている。だからこそ地に足付けてしっかり
と歩むっていう意味で“登山”。道に迷ったり、思わぬご縁に導かれたり。そういうことって本当に不思議とつながるべくして、つながっているっていう風に僕は感じています。イメージだけじゃなく、自分自身もしっかりと歩んでいきたい」とまっすぐな視線で語る。

 出会いによって歩むルートが変わったと思える出来事も。「僕自身、あまりお芝居に対して欲がなかったのですが山田洋次監督に出会い、愛ある厳しさで日々教えていただく中で僕にはこの厳しさが必要なんだって思いました。芝居の魅力、楽しみの向こう側っていうのを感じさせてくださったのが山田洋次監督です」と恩師への思いものぞかせた。

 旅にはハプニングもつきものだが「雨が降ったり、雪が降ってきたりした時は、歩みを止めることも必要。歩みを止めると自分自身を振り返る時間にもなる。今回の旅でも、あえて、ローテクノロジーなタイならではの魅力を感じたり、1人で、ぼーっと車窓からの景色を見ながら、ちょっといろいろ振り返るような時間にもつながりました」

 「今回の旅でよりタイを知りたくなりました。プーケットに行っていないのでまた違う角度から見るタイを感じてみたいです。このシリーズが第2弾と、第3弾とつながっていったらいいな」と展望していた。

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  • 旅番組『今井翼 タイ縦断鉄道の旅』合同取材会に参加した今井翼 (C)ORICON NewS inc.
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