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ドラマ演出家の生野慈朗さん死去 “キムタク”“トヨエツ”共に生んだ北川悦吏子氏が追悼

 『3年B組金八先生』『ビューティフルライフ』などを手がけたTBSのドラマ演出家・生野慈朗さんが死去したことが、8日までにわかった。73歳。『ビューティフルライフ』の脚本家・北川悦吏子氏が追悼した。

北川悦吏子氏 (C)ORICON NewS inc.

北川悦吏子氏 (C)ORICON NewS inc.

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 生野さんは、1972年にTBSに入社。ドラマ制作を歩み、『3年B組金八先生』シリーズは、79年のスタートから2011年のファイナルまで携わった。明石家さんま大竹しのぶが共演した『男女7人夏物語』(86年)などでメガホンをとり、木村拓哉常盤貴子主演の『ビューティフルライフ』(2000年)ではプロデュースも手がけた。

 90年代は『パパとなっちゃん』『ずっとあなたが好きだった』『スウィート・ホーム』『長男の嫁』『ジューン・ブライド』『不機嫌な果実』、木村が初めて時代劇に挑戦した『織田信長 天下を取ったバカ』などヒット作を連発。2000年には『ビューティフルライフ』のほか『真夏のメリークリスマス』を手がけた。映画では、『手紙』『余命』や、2018年公開の『食べる女』などを監督した。

 北川氏とは、『ビューティフルライフ』のほか、中居正広と常盤がW主演した『最後の恋』、豊川悦司と常盤の『愛していると言ってくれ』、中山美穂と豊川の『Love Story』、妻夫木聡柴咲コウらの『オレンジデイズ』でタッグを組んだ。

 北川氏は7日、自身のツイッターを更新し、「『愛していると言ってくれ』『ビューティフルライフ』『オレンジデイズ』『最後の恋』『ラブストーリー』を一緒に作った生野慈朗監督が亡くなりました。私は昨日からずっと泣いています」と報告。生野さんが“日本一カッコいいディレクター”と称する声に「本当に本当にそうだったよ」と、その人柄をしのんだ。

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