歌手の西川貴教が7日、都内で行われた関西テレビ開局65周年記念舞台『バーン・ザ・フロア BE BRAVE. TOGETHER.』製作発表に登場。「新たな試みということで緊張もあった」という同作への意気込みを語った。

【写真】その他の写真を見る

　同作は、ブロードウェイをはじめ、世界30カ国以上で観客を魅了し、日本では過去10回の来日公演で約45万人を動員したダンスエンターテインメント。世界トップレベルのダンサーたちが鍛え抜かれた肉体を駆使し、ワルツやタンゴ、サンバなどをはじめ、ストリートダンスやコンテンポラリーダンスの要素まで“ダンスのフルコース”を届ける。

　そんな舞台の日本公演に、西川はスペシャル・ゲストシンガーとして出演する。シンガーとして参加する日本人アーティストは初となり、大役を任された西川は「オファーがあったのが2019年。しかしコロナで延期になり、3年待ち望んでいた。やっとできるということでワクワクしています！」と心境を語り、自身の楽曲やQUEENの楽曲も披露することを明かし「世界中を回っている皆さんに日本公演は良かったなと思ってもらえるようなステージにしたい」と意気込んだ。

　ダンスエンターテインメントの舞台に、シンガーとして参加する西川だが、演出について「ダンスは全然自信ないので、踊らないようになんとかアピールしていきたい」と懇願し、「僕はダンサーではなく、顔（ガン）サー。顔で踊るタイプなので、顔で勝負します（笑）」と宣言した。

　イベントでは、同公演のダンサーであるディロン・ダニエルズ、マルチェラ・ソリメオ、増田隆の3人も登場。本番さながらのダンスパフォーマンスを披露すると、西川は「この人たちと一緒にするのか…。頑なに絶対踊らないことを固く誓ったので、歌で対抗したいです（笑）」と3人のパフォーマンスを絶賛しつつ、ダンスの演出を改めて拒否していた。

　同公演は6月14日〜18日まで東京・日本青年館ホール、6月20日〜25日まで大阪・クールジャパンパーク大阪WWホールで上演される。