関西ジャニーズJr.の人気グループ・Lil かんさい、Boys be、AmBitiousが、11日放送のNHK総合のドキュメンタリー『100カメ』（後11：00、15日午後6時5分から再放送、NHKプラスで同時配信・1週間の見逃し配信あり）に出演する。気になる場所に100台もの固定カメラを設置して、その“場”に生きる人々の生態を観察する同番組で、関西ジャニーズJr.の舞台裏に密着する。

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　今回、番組が潜入したのは、今年1月に大阪城ホールで開催されたコンサートと、そのリハーサルの現場。3グループほか総勢46人が、コンサートを完成させるまで奮闘する姿を、100台のカメラで観察する。

　まず潜入したのは、昨年末のリハーサルスタジオ。本番が差し迫る中、ひと月後に迫ったコンサートへ向けて、全力で練習にはげむメンバーたちのリアルな姿を追う。「全ジャニーズJr.が踊れる」と言われている曲の練習では、振付師から厳しい言葉を受ける場面も。細かい立ち位置を確認しながら、ダンスのクオリティーをあげていく真剣な姿は見どころだ。

　そして舞台は、1月の大阪城ホールへ。本番9時間半前から行うハードなリハーサル。舞台裏では、メンバーの思わぬ本音も飛び出す。さらに、あるグループに緊急事態が発生。予定していたパフォーマンスを直前に変更せざるを得なくなってしまう。この危機を一体どう乗り越えたのか。そこには、知られざるドラマが映っていた。

　コンサート本番でも、ステージ裏や花道の地下など、あらゆる場所にカメラを設置。早着替えや、スタンバイまでの大移動など、華やかな舞台の裏側で何が行われているかを、徹底観察。出番直前、またもや起きたハプニング。出番が目前に迫り、スタジオで見守るMC・オードリーも思わず「ヤバイ！ヤバいぞ！」と焦る中、とっさに飛び出したアイデアとは。

　さらに、今や全国区で活躍する、なにわ男子、Aぇ! group（関西ジャニーズJr.）ら先輩達が続々と応援に駆けつける様子も見どころ。関西ジャニーズJr.のメンバーたちとあたたかく交流する姿を見せる。まさにジャニーズの神髄「ショー・マスト・ゴー・オン」の姿をあらゆる角度からとらえた、貴重な映像が満載となっている。

　収録を終えた若林正恭は「どれだけ大変か、伝わってきたね」とその圧倒され、春日俊彰も「いや、おそろしい…。短時間で振り付けを覚えて、何十曲も踊るってすごい！」と感嘆の声をあげる。若林は「ジャニーズは、なんでみんな、見た目もよくてちゃんとしてるんだろう？ってずっと不思議に思ってたんだけど、この『100カメ』を見たら、そうじゃないと生き残っていけないのかな、って思いましたね」としみじみ。春日は「これを何年もやってるんだもんね。こういう舞台裏は、見られないからね」と同調していた。