俳優の杉咲花が3日、都内で行われたJAバンクの新CM発表会に参加。自身が出演したテレビCM『地元のあしたもよろしく篇』『暮らしのあしたもよろしく篇』の撮影エピソードや新生活シーズンに向けたトークなどを行った。

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　同CMで杉咲は、組合員や利用者の未来を親身に考える新人JA職員役。「あしたもよろしく」というキャッチコピーとともに、地域の人々のために明るく活動する姿を爽やかに演じている。CMはあす4日より放映される。

　杉咲は、撮影について「商店街をお借りして撮影したんですが、住んでいる方々が街を守ってきたんだなと、そんな背景も匂い立ってくるような場所で、人と人とのつながりが感じられました」と振り返りながら、地域に根ざす同組合をアピールするようなCMの仕上がりに自信をのぞかせた。

　発表会が行われたこの日は、新年度が始まるタイミングでもあることから、抱負も発表した杉咲。「一生もののフライパンを見つけたい！」と書いたフリップを力強く掲げると、その意外な回答に会場からはどよめきが起こり、MCからは「どういうことですか…？」と質問も飛ぶ。

　杉咲は「普段使っているフライパンにだいぶ年季が入ってきて、これは新しいものを購入するタイミングなのかなと。ちょっとお手入れに時間がかかるようなものもいいなと思って、一生大切にしていけるようなフライパンを探しています」と説明し、「すごく悩んでいて、リサーチを続けている。何を作るのかによってみなさんも使われているものが違うので、私はどこに力を注いでいきたいのか考えていきたい」と意気込んだ。

　作りたい料理に野菜炒めを挙げた杉咲は、野菜から水分が出てしまうことから、「中華鍋も欲しいと思い始めていて…物欲が止まらなくなっています」と、新たなターゲットに目移りしてしまっていることも報告。その熱心な料理トークにスタッフや記者陣が耳を傾けていると、ハッと我に返った杉咲は、「こんな話で大丈夫ですか…？（笑）」と照れ笑いを浮かべた。