所ジョージがMC、佐々木希がレギュラーパネラーを務めるカンテレ・フジテレビ系バラエティー番組『所JAPAN』（毎週火曜　後9：00〜）が21日、最終回を迎えた。

　同番組は、日本全国の様々なモノ・グルメ・場所などを、勝手に比較しながら楽しく調査する教養バラエティー。最終回のテーマは「ローカル鉄道“駅チカ”グルメ＆レギュラー陣オススメのローカル逸品」で、パネラーとしてメイプル超合金のカズレーザー、陣内智則、ココリコの田中直樹、若槻千夏、スタジオゲストとしてU字工事（福田薫・益子卓郎）が出演した。

　U字工事は、地方の赤字ローカル路線を救うべく、栃木県から福島県にかけて南北に走る野岩（やがん）鉄道・会津鬼怒川線へ向かう。始発駅・新藤原から終点の会津高原尾瀬口駅まで、雪深い山間部を走る路線の全9駅をめぐり、「鯉の洗い」や「湯西川ダムカレー」などといった知られざる駅チカグルメを探索した。

　スタジオでは、同番組が最終回を迎えるということで、パネラー陣が“本当は教えたくない”全国のローカルな逸品を紹介し、視聴者にプレゼントするという特別な企画も展開された。若槻は“料理が映える食器”として「長崎・波佐見焼の器」を勧め、佐々木は出身地・秋田の伝統野菜「ひろっこ」を紹介。ココリコ田中の推薦で静岡・B-FRITESのフライドポテトを味わった際には、所のみならずスタジオメンバー全員の手が止まらなくなってしまう場面も。

　そして最後には、陣内から番組の思い出をかたどった逸品として、大阪・ポアールのパティシエ・辻井良樹氏作のオリジナルケーキがプレゼントされた。そのケーキとともに出演者全員で記念撮影を行い、所は「またどっかで会う機会がございましょう。どうもありがとうございました」と感謝。2018年10月から約4年半の歴史に幕を下ろした。