お笑い芸人・藤井隆とタレント・井上咲楽が司会を務める、ABCテレビ・テレビ朝日系『新婚さんいらっしゃい！』(毎週日曜　後0：55）の19日放送回では、フリーターの年下彼を奮い立たせた“よかおこじょ（いい女）”のトークで盛り上がる。

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　今回は、新MC就任後3回目の公開収録となり、マグロをはじめ豊かな海の幸に恵まれた鹿児島県薩摩川内市の「SSプラザせんだい」で行われ、約700人が観覧した。

　1組目のカップルは、鹿児島県鹿屋市の夫婦。緊張気味の公務員の夫をよそに、4歳年上で旅行会社勤務の妻は元気いっぱい。修学旅行の添乗員という仕事柄、各地でおいしいものを食べる機会が多く、「ついつい食べ過ぎてしまって…」と照れながらふくよかボディをアピールする。

そんな妻は「24歳から29歳までずっっっっっと合コンしていた！」というが、陽気な性格ゆえに合コンでは盛り上げ役に回るばかりだったという。そして、婚活ライフに終止符を打ったのが、5年前の合コンで出会った現在の夫だった。

　彼はふくよかな女性が好きで、妻の第一印象は「よかおごじょ（鹿児島弁で“いい女”）」と、どタイプだった。初対面で「かわいいね〜」「おいしそうだね〜」と積極的にアプローチした。

　妻もうれしく思ったが、よくよく聞けば、当時24歳の彼は大学院を中退したフリーターで、「フリーターダメもう〜」と将来を案じながらも、「どうにかなるやろ〜いったれいったれ！」と勢いまじりの交際スタートだったという。

　交際後も彼からの愛は止まらず、「うるうるとした目で何度も求婚された」という妻だが、夫がフリーターを卒業させるまでは結婚できないと、「私にアイスを100個食べさせてくれたら結婚してあげる」というトリッキーな条件を提示。その言葉には、「100個のアイスを食べ切る間に、夫が自分自身の人生を整え、定職についてくれれば…」という彼への思いが込められていた。

　そんな思いとはつゆ知らず、彼は1年後、アルバイトの契約期間を満了し「無職」となってしまった。

　結婚を前に職を失った年下夫を支え続け、公務員になるまで奮い立たせた陽気な姉さん女房の結婚奮闘記が明かされる。