新人美少女声優発掘オーディション『美声女ヒロイン』の最終審査・授賞式が11日、都内で行われ、東京都出身の23歳・ひなたさんがグランプリを受賞した。

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　二階堂ふみ、山本舞香、黒島結菜など、国民的女優・タレントの原石を多数発掘・輩出してきた『美少女図鑑』。昨今では、俳優・タレントだけではなく、シンガーへの夢をかなえるオーディションも開催してきた。今回は、「美少女」×「美声」という、あらゆる時代を超えて愛されてきた「ヒロイン」の素質を求め、“声優”を志す女の子の夢をかなえるオーディションを開催した。

　この日は、厳しい審査を勝ち進んだファイナリスト8人が最終審査に臨み、アフレコでの演技や歌唱、自己PRを披露した。それぞれが個性豊かなアピールをする中、ひなたさんはグランプリに選ばれると、戸惑いながらも「本当に選ばれると思っていなかったので（話すことを）何も考えていないんですけど、いただいたこの賞を無駄にしないように、精いっぱい努めさせていただきます」と声を震わせた。

　ひなたさんは「母もずっと応援してくれて、今はお仕事で来られていないんですが、早くこの結果を伝えたいと思います。ファンのみなさまも本当に本当にありがとうございます！」と感謝を込めた。

　憧れの声優に水瀬いのりと豊崎愛生の2人を挙げ、「お2方のような声優さんを目指して頑張りたいです。実力をとにかくつけて、胸を張って声優だと言えるようになります！」と決意をにじませた。

　授賞式ではグランプリのほか、特別賞の「MUSIC ON! TV 賞」を兵庫県出身の22歳・ロンロンさんが受賞した。